鎌倉で手づくり雑貨の店「HAND&SOUL」を営む鎌田豊成さんに、身近な材料でつくれる小さな物を教わります。今回は「石のオブジェ」のつくり方です。石と同様に身近な“葉”を使った「葉っぱのオブジェ」のつくり方も紹介します。
(『天然生活』2020年11月号掲載)
(『天然生活』2020年11月号掲載)
身近な材料が、部屋の装飾に、贈り物に大変身
数々の手づくりを楽しんでこられたHAND&SOUL 鎌田豊成さんが教えてくれたのは、石のオブジェのつくり方です。
「散歩しながら石や葉っぱを拾ったら、好きなメッセージをラバースタンプで印字します。そのまま飾るだけでなく、贈り物に同封するのもおすすめ。葉っぱのオブジェは裏に金具を付けて、ブローチにしてもいいですよ。ゴム用の接着剤を使うと、しっかりくっつきます」(豊成さん)
石のオブジェのつくり方
文字を書くのは難しいけれど、スタンプならばだれでも簡単に。
用意するもの
● 石 |
● ラバースタンプ |
● アクリルガッシュ |
● 絵皿(小皿などで代用可) |
● 筆 |
● 筆洗い(牛乳パックなどで代用可) |
つくり方
1 絵皿にアクリルガッシュを入れ、少量の水を加えて筆で溶く。
2 1のインクにスタンプをつけ、石に押す。
*ラバースタンプはアクリルガッシュにより劣化するため、使い終わったらすぐに洗うこと
葉っぱのオブジェのつくり方
1 石のオブジェのつくり方1、2のように準備し、葉っぱにスタンプを押す。
2 強度を高めるため、インクが乾いたら、接着剤に少量の水を加えてのばしたものを、筆で表面に薄く塗る。
〈撮影/公文美和 取材・文/長谷川未緒〉
鎌田豊成(かまだ・とよしげ)、内藤三重子(ないとう・みえこ)
大学卒業後に入社したアパレル会社で知り合い、結婚。現在は鎌倉で手づくり雑貨の店「HAND&SOUL」を営んでいる。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです