• 年末年始の帰省や旅行をより快適に楽しむためには、何を持っていくか、支度が旅の充実度を左右します。今回は、旅上手なルンタ店主の波賀真由美さんに、2泊3日の旅のコーディネート旅の手土産を教えてもらいました。
    (『天然生活』2024年1月号掲載)

    「ルンタ」店主・波賀真由美さん
    旅のコーディネート

    旅の衣類は、秋冬なら草木染めのマキマロのワンピース、カシミヤや手編みの小物が定番です。

    「旅は暮らしの延長にあるので、ふだんから身に着けているものをバッグに入れる感じです。美しいものをつくろうとする情熱を感じる品にひかれますね。そうしたものは機能にも優れていて、マキマロの服なら着心地がよくて重ね着しやすく、旅先でも快適なんです」

    今年、4年ぶりにインドへ。一緒に仕事をする工房を訪ね、現地の空気を感じること、人に会うことのよさを再確認したそう。

    「やっぱり旅はいいですね。いつかバルカン半島に行くのが夢です」

    ▼波賀さんの「冬の旅バッグ」と「持ちものリスト」

    1日目

    「マキマロ」の藍染めのリネンワンピースと「マキマロ」のカシミヤショール。

    靴はハンドメイドのレザーブランド「モト」の編み上げブーツ。

    2日目

    「エヴァム エヴァ」のカシミヤセーターと「マキマロ」のパンツ、「オユーナ」のカシミヤ帽子、手編みのミトンで、大好きなグレーのグラデーションが完成。

    3日目

    「マキマロ」のワンピースとストール、ターバンをグレーでまとめたワントーンコーディネート。

    「ターバンはラトビアのおばあちゃんが手編みしたものです」

    波賀さんの旅の手土産

    ルンタ
    ハンドブロックプリントのポーチとハンカチ

    ポーチ、ハンカチ/ルンタ

    インドの小さな工房で職人たちが多くの工程を重ねてつくる手仕事品。遠くに住む友人や仕事で関わる人たちへ。

    「効率度外視で本当に手が込んでいます。とても喜んでもらえる自慢の手土産です」



    <撮影/中川菜美 取材・文/熊坂麻美>

    波賀真由美(はが・まゆみ)
    東京・経堂のインテリアショップを夫婦で営み、インドや東欧など各国の文化とつながるクラフト品やヴィンテージ家具をセレクト。12月はイランの手仕事品や「マキマロ」などの企画展を開催する。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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