年末年始の帰省や旅行をより快適に楽しむためには、何を持っていくか、支度が旅の充実度を左右します。今回は、旅上手なイラストレーターの木下綾乃さんに、2泊3日の旅のコーディネートと旅の手土産を教えてもらいました。
(『天然生活』2024年1月号掲載)
(『天然生活』2024年1月号掲載)
イラストレーター・木下綾乃さん
旅のコーディネート
「秋冬に3日程度の旅ならば、ボトムスは替えません。山だとずっと同じ格好だから気にならないというのもありますね。トップスは生地が厚くて風を通さず暖かい、軍物の古着がお気に入りです」
▼木下さんの「冬の旅バッグ」と「持ちものリスト」
1日目
汚れが気にならない黒のトップスに、「アメリカンヴィンテージ」というフランスのブランドのコーデュロイパンツを合わせた。
ラベンダー色がお気に入り。
2日目
3日間、同じパンツをはくのでパンツの存在感を薄めるべく、チュニック丈のトップスに。
足元は同じく3日とも履く、フィンランドの「カルフ」のスニーカー。
3日目
軍物のデッドストックのボーダーロングスリーブTシャツに、古着屋で購入したアラン模様のカーディガンで防寒。
ボーダー好きで、いろいろ持っている。
木下さんの旅の手土産
シシ七十二候
クロガネモチの蜂蜜
岐阜県で暮らすようになって知り合った親子がつくるはちみつ。
マイルドでクセのない味わいは何にでも合わせやすい。
クロガネモチの木は縁起のいい木としても知られていて、お土産にぴったり。
「パッケージもかわいく、友人にも好評です」
<撮影/中川菜美 取材・文/長谷川未緒>
木下綾乃(きのした・あやの)
画廊勤務を経てイラストレーターに。山登りで得た経験を生かして、自然や動物をモチーフとした作品を制作し、各媒体で活躍。手紙、切手、文房具好きとしても知られている。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです