• 料理応援家の本多理恵子さんは50代。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、クリスマスにもおすすめの「玉ねぎピラフ」のお話。

    バターが香る玉ねぎピラフを簡単に

    クリスマスシーズンにちょっと手を加えたごはんはいかがでしょうか。

    ピラフは本来、生米を炒めてから炊き上げてつくりますが、ご家庭では簡単につくりましょう。

    フライパンは使わず、炊飯器に材料を全部入れてスイッチを押すだけ

    水加減も細かく調整する必要はありません。

    玉ねぎの優しい甘さとバターのうま味で、普通に炊飯しただけなのにピラフのようなコクのある味わいがでます。

    画像: バターが香る玉ねぎピラフを簡単に

    調味料にポン酢しょうゆを使うのは出汁の役割です。加熱することで酸味が飛び、風味だけが残るので酸っぱさはありません。

    またサラダ油を加えて炊くことで、全体的にパサつかずしっとりと仕上がります。

    バターは贅沢な風味を感じたいので炊き上がりに混ぜてください。

    クリスマスのごちそうに添えても

    コーンやピーマンを加えても鮮やかに仕上がりますが、私はシンプルに玉ねぎとベーコンだけでつくったものが好みです。

    ローストチキンやローストビーフなどクリスマスのごちそうをじゃましない、でもしっかりと存在感があるお手軽ピラフをぜひお試しください。

    おかずと一緒においしくいただけるお助けごはんなので、たくさんつくって冷凍しておけばお弁当にも便利です。

    玉ねぎピラフのつくり方

    材料(4人分)

    画像: 材料(4人分)
    ●米2合
    ●玉ねぎ(8等分のくし切りにする)1個分
    ●ベーコン(細切りにする)2枚分
    ●水(米と同量)360mL
    ●塩小さじ1/2
    ●ポン酢しょうゆ大さじ2
    ●サラダ油小さじ1
    ●バター大さじ1と1/2(16g)

    つくり方

     米をとぎ、たっぷりの水に30分つけてから水けをきる。

     炊飯器に米と水、塩、ポン酢しょうゆ、サラダ油を入れたら全体をよく混ぜる。

     玉ねぎ、ベーコンを上にのせ、普通に炊飯する。

    画像1: つくり方

     お米が炊き上がったら、バターを加えて混ぜて完成。

    画像2: つくり方


    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在休止中。秋にリニューアル再開予定)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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    https://ameblo.jp/caferietta/

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