• 整理収納コンサルタントの本多さおりさんに、愛用品と、暮らしを見直して導入したサービスを教えてもらいました。新年に合わせて、家電や生活雑貨、家事サービスなど、日々をスムーズにまわして助けてくれるものを上手に取り入れてみませんか。
    (『天然生活』2024年2月号掲載)

    本多さおりさんを助けてくれた「もの」と「サービス」

    私を助けてくれたこと
    アプリで頼める、お花屋さん

    画像: アプリで頼んだブーケを花びんに活け、ダイニングの後ろに位置する棚の上に。「スワッグなら届いてすぐ、ドライにするのもおすすめだそうです」

    アプリで頼んだブーケを花びんに活け、ダイニングの後ろに位置する棚の上に。「スワッグなら届いてすぐ、ドライにするのもおすすめだそうです」

    以前はお花屋さんで買っていたけれど、時間や荷物の関係であとまわしになることも多かったそう。

    「SNS広告でこのアプリを知り、試しに頼んだところ、フレッシュさもボリュームも申し分なく大満足。到着日時が明確で予定を組みやすく、ギフトにも重宝しています」

    画像: 見やすいページ構成と操作が簡単なのも続けられる大きなポイント

    見やすいページ構成と操作が簡単なのも続けられる大きなポイント

    ロスレスブーケ/アプリのお花屋さん「FLOWER」https://flowr.is/

    私を助けてくれたもの
    ハイドロカルチャーのグリーンと、ウォータリウムビーカー

    画像: 奥の小さなものは「イケア」で、手前は雑貨店で購入

    奥の小さなものは「イケア」で、手前は雑貨店で購入

    植物や花は大好きだけど、お手入れは簡単にしたい。そんな希望をかなえてくれるのが、土を使わない栽培方法で、水やりの頻度が少ない植物たち。

    「お世話になった設計士さんに教えてもらいました。洗面台に置いているので、すぐに水やりできるのもいいんです」

    画像: 鏡の近くに置き、ボリュームがあるように見せる本多さんの技

    鏡の近くに置き、ボリュームがあるように見せる本多さんの技

    ウォータリウムビーカー/ハオミル(三浦園芸) https://www.haomiru.shop/

    私を助けてくれたもの
    炭酸水メーカー

    画像: つや消しの黒で見た目も◎。レバーを引く回数で炭酸の強さが替えられる

    つや消しの黒で見た目も◎。レバーを引く回数で炭酸の強さが替えられる

    夫が好む炭酸水を箱買いしていたけれど、ペットボトルの処理やストックの管理にモヤモヤを感じて購入。

    「電源が要らないので、設置場所を選ばないのも決め手でした。ごみの量が驚くほど減って収納スペースにも余裕が出るなど、よいことばかりです」

    アールケ カーボネーター3(マットブラック)/モダニティカスタマーサポート https://modernity.jp/pages/aarke

    私を助けてくれたもの
    ヨーグルトメーカー

    画像: 設置場所はパントリースペース。牛乳パックでつくり、残りが半量くらいになったら容器に入れ替える

    設置場所はパントリースペース。牛乳パックでつくり、残りが半量くらいになったら容器に入れ替える

    毎日、家族4人でヨーグルトを食べるため、買い物に行くたびにヨーグルトを何パックも買っていたそう。

    「ライターさんに薦められ、手づくりのヨーグルトを食べさせてもらい、そのおいしさに驚きました。結果、家計的にも助けられています」

    ヨーグルトメーカー VYG-60 /ビタントニオ https://vitantonio.jp/

    私を助けてくれたもの
    オートソープディスペンサー

    画像: 全部で3色あり、本多さんは白をチョイス。ソープの残量もわかりやすい

    全部で3色あり、本多さんは白をチョイス。ソープの残量もわかりやすい

    コロナがきっかけで購入したオートディスペンサーはこれが2代目。非接触だから衛生的なことはもちろん、充電式なのもポイントだそう。

    「USBポートからの充電なのですが、かなり持ちがよいです。防水なのでこれ自体を水洗いできるところも優れていますね」

    サラヤ WASH BON オートソープディスペンサー ホワイト/サラヤ https://family.saraya.com/

    不便やモヤモヤを感じたら「見直し・導入」のチャンス

    家事がラクになる収納システムや仕組みづくりを考えるのが得意な本多さん。家電や生活雑貨を選ぶ際には日々の助けになるか否かをよく考えて吟味すると話します。

    「新たなアイテムを買うときは、ものをさらに所有する、置き場所をとるということを念頭におき、使い勝手はもちろん、配置場所や収納法を考え、類似品を比較検討して購入するようにしています」

    そんな本多さんの厳しい審査を経て、比較的、最近導入したのが炭酸水メーカーやヨーグルトメーカー。ストックの場所やごみの量が減り、味にも大満足。どうしてもっと早く買わなかったのだろうというほど重宝しているそうです。

    一方、以前は使っていたけれど見直したサービスも。

    「食材の宅配をやっていましたが、物価高騰がきっかけでやめることにしました。いまは週末のまとめ買いに加えて、子どもの送迎のついでにスーパーやコンビニに立ち寄るスタイルに落ち着きました」

    子どもの成長や生活環境の変化で暮らしは日々、変わっていきます。新しく取り入れることはもちろん、合わなくなれば見直したり、手放したり。アップデートしていきたいと話します。

    「買い物も、収納や片づけと同じ考え方。モヤモヤや不便を感じたら見直す、が私の方法です」



    〈撮影/林紘輝 取材・文/結城 歩〉

    本多さおり(ほんだ・さおり)
    夫と息子2人の家族4人で、リノベーションした中古マンションに暮らす。愛用品についてまとめた『モノが私を助けてくれる』(大和書房)のほか、近著『旅は暮らしの深呼吸』(集英社クリエイティブ)など著書多数。

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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