2025年は、再生・復活の年
自然のエネルギーを感じられるものを部屋に置く
みよのさんによると、2025年は、十干(じっかん)と十二支を組み合わせた六十干支(ろくじっかんし) では乙巳(きのとみ) 。
「乙(きのと)」は新芽、芽吹きなどを表し、「巳(み) 」はへびで、脱皮を行うことから、古いものが新しい価値観の下で再生したり、復活したりする年といわれています」
そんな年に、より一層頼りにしたいのは、自然の力。
「石や木、土や植物など、自然のエネルギーを感じられるものを積極的に取り入れると、時代の流れに乗りやすくなります」と教えていただきました。
みよの哪知さんに聞く
2025年の風水開運ポイント
point1 南側の窓はいつもきれいに
2025年金運に関して重要な方位は南。南側に面する窓をピカピカに磨いたり、生花や観葉植物を飾ったり、サンキャッチャーやウィンドチャイムなど音が鳴るものを下げると金運がアップ
point2 自然を感じさせるものをインテリアに
「再生」や「復興」がキーワードの年。古いものから新しい価値を生み出す流れが強まり、そのサポートをしてくれるのが石や木、土など自然物からできたアイテム。部屋に置くことで運気も上昇
point3 玄関に向けて馬モチーフを飾る
風水で馬は、金運や仕事運をアップさせるラッキーモチーフ。馬の顔が埋もれないように、玄関に向けて置くのがコツ。とくに2025年は、「縁」の星が回ってくる東南の位置に置くといいそう
風水のポイントを取り入れて
石井佳苗さんがスタイリング
◆みよの哪知さんからの開運ポイント
自然の力を味方にした模様替えで、空気のめぐりをよくしましょう
棚上などの小さな模様替えで、空間に変化を取り入れてみましょう。
そのときには木製品や石、陶器、磁器、生花や鉢植えなど「生きているもの」を上手に取り入れることで、生活空間に健やかさや活力を取り込めます。
「とくに赤い花は、災いを避けたり、エネルギーを上げるアイテムともいわれています。紫やピンクもおすすめ」とみよのさん。
棚の上のディスプレイを模様替え
パターン① 気持ちを強くする赤い菊で華やかに
パターン② ブーケを描いた美しいアートが主役
<撮影/有賀傑 取材・文/田中のり子>
みよの哪知(みよの・なち)
地理風水師。商社勤務を経て、地理風水の第一人者・御堂龍児氏に弟子入りする。日本の山々や中国、台湾をめぐりながら風水を学び、鑑定の補佐を行う。2007年に風水教授許可を得る。家宅、店舗、事務所などの鑑定や心地よい空間づくりのアドバイスを行うほか、セミナーや講演も行う。インスタグラム@nachi.miyono
石井佳苗(いしい・かなえ)
インテリアスタイリスト。家具メーカー「カッシーナ・イクスシー」勤務後、独立。雑誌や広告、CM、カタログなど幅広い分野で、インテリアやライフスタイルを提案する。オンライン講座「Heima Home Design Lesson」も好評。ムック『Heima 住まいの感覚を磨く9つのキーワード。』(扶桑社)など著書多数。インスタグラム@kanaeishii_lc
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです