(『天然生活』2023年5月号掲載)
年明けは、心地よい肌触りから始まります
ペドラー店主の松井由起子さんに、「新年にそろえたい、日本のいいもの」を教えてもらいました。
家をすっかり年明け仕様に整えたら、自分自身の気持ちも、新年に向かって清々しく切り替えましょう。まずは、直接肌に触れるものから、まっさらに。
「新しいものに替えるだけでも気持ちはさっぱりとしますが、それが肌に心地よいものなら、いっそう快適に新年を迎えられますね。
TESHIKI(テシキ)の下着は、締めつけがなく肌をふんわり包んで、まるで何も身に着けていないかのよう。『これまでの下着とは感覚が違う』と一度買ったお客さまは、ほとんどリピーターになるほどなんですよ」
肌触りといえば、忘れてはいけないのがサフォークウールの靴下。繊維自体に弾力があり、空気をたっぷり含むこの素材は保温性抜群。
「やや硬く感じますが、洗ううちにやわらかくなじんできます。実際にはいてみるとやさしく足を包む感覚に驚くはず。私自身も、この時季に手放せないアイテムです」
ペドラー店主・松井由起子さんおすすめの、「日本のいいもの」
山本実紀さんの「サフォーク靴下」
国内生産といっても、素材は外国産が使われることが多いウール製品。「こちらは、国内で暮らす羊の毛を活用した製品。デザインも素朴でかわいいです」
西村延恵さんの木のカトラリー
木のカトラリーのいいところは、お皿に当たったときの音がやわらかなこと。「少し手入れに手間はかかりますが、経年変化を楽しめるのも、いいのです」
spice(スパイス)のエプロン
ショート丈のエプロンは、足さばきがよく実用的。「首にひもがかかるタイプのエプロンは肩がこってしまうのですが、こちらは肩こり知らずです」
和田麻美子さんのミニ花器
手のひらにすっぽりおさまるほどのミニサイズの花器は、オブジェとして。「色合いのやさしさにいやされます。細いドライフラワーを1輪挿すのも素敵」
TESHIKI(テシキ)のアンダーウェア
コットン100%のショーツ。内布はさらに肌にやさしいオーガニックコットン。「ブラジャーはノンワイヤーで包み込むようなやさしい着け心地です」
アンダデューラの財布
新年は金運アップを願ってお財布を新調する人も多いはず。「機能的でシンプルなお財布は、中が整理しやすく、すっきり使えて気持ちいいものです」
〈撮影/林 紘輝 スタイリング/竹内万貴 取材・文/福山雅美〉
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
PEDLAR(ペドラー)
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