• 小さな皿にちょこんと盛られた「豆皿つまみ」で、ちびちびと“家飲み”を楽しんで。『うちの豆皿つまみ極上レシピ』(主婦と生活社)より、文筆家&料理研究家 ツレヅレハナコさんの、とっておきの豆皿つまみ「牡蠣の卵焼き」のつくり方を紹介します。少量でつくるので、シンプルな材料で調理時間もかからず手軽。家にいながらお店気分を味わえます。

    ツレヅレハナコさんの“ひとり飲み”に合うスピードつまみ

    来客が多く、料理でおもてなしする頻度も高いというツレヅレハナコさん。また、旅行が好きで最近もインドへ行ってきたばかり。食器棚には旅先で購入した多国籍な器が積み重ねられ、スパイスやハーブを使った料理もお手のものです。

    「人が集まるときは、料理を大皿に盛って出すことが多いのですが、ひとり飲みのときは豆皿メイン。まずは、ハイボール1杯飲みながら、ちゃちゃっとつくれる料理を1〜2品。それに昨日の残りものなどを組み合わせて3〜4品並べたら、楽しい晩酌の時間が始まります」

    画像: ツレヅレハナコさんの“ひとり飲み”に合うスピードつまみ

    韓国料理の「ジョン」より簡単
    「牡蠣の卵焼き」のつくり方

    画像: 韓国料理の「ジョン」より簡単 「牡蠣の卵焼き」のつくり方

    卵液を衣にして焼いた韓国料理の牡蠣のジョンをより簡単に。牡蠣にしっかりめに味をつけるのがポイント。

    材料(2人分)

    ● 牡蠣(加熱用)6個
    ● 卵1個
    ● 片栗粉適量
    ● A
    ・酒大さじ1
    ・オイスターソース、しょうゆ各小さじ1
    ・赤唐辛子(輪切り)1本
    ● サラダ油大さじ1
    ● パクチー適量

    つくり方

     牡蠣は塩水で洗い、キッチンペーパーで水気を取り、片栗粉を薄くまぶす。Aは混ぜ合わせる。 卵は溶きほぐす。パクチーは2cm長さに切る。

     フライパンにサラダ油を中火で熱し、牡蠣を並べ入れる。両面を合わせて2分ほど焼き、Aを加えて絡める。

     溶き卵を加え、火が通り始めたら卵を牡蠣に合わせて等分に分け、両面を焼く。器に盛り、パクチーを添える。

    memo

    通常は牡蠣に卵液を絡めてフライパンで焼くところ、卵液を流し込んで、フライパンの中で衣をつくります。卵が固まってきたら、牡蠣を1個ずつに分けてひっくり返せばOK。

    画像1: “ひとり飲みに合う”とっておきの豆皿つまみ「牡蠣の卵焼き」のつくり方/文筆家&料理研究家・ツレヅレハナコさん

    ツレヅレハナコさんのお気に入りの豆皿

    お気に入りの豆皿を見せてもらいました。器選びの参考にしてみてください。

    画像: 16×11cm

    16×11cm

    画像2: “ひとり飲みに合う”とっておきの豆皿つまみ「牡蠣の卵焼き」のつくり方/文筆家&料理研究家・ツレヅレハナコさん

    陶芸家、井山三希子さんのロングセラーシリーズ、オーバルプレートの小皿。白が定番ですが、この明るい黄色も好き。

    本記事は『うちの豆皿つまみ極上レシピ』(主婦と生活社)からの抜粋です

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    『うちの豆皿つまみ極上レシピ』(主婦と生活社)

    『うちの豆皿つまみ極上レシピ』(主婦と生活社)

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    6人の料理人&料理家が提案する、豆皿にのせてちょこちょこつまみたい、極上おつまみの厳選レシピ集
    手のひらサイズの器にちょこんとつまみをのせて、ちびちびつまみながら、お酒をくいっと。“家にいながらお店気分が味わえる”と好評だった「うちの豆皿つまみ」シリーズ・好評第2弾。レシピを提案するのは、人気料理店の店主や今をときめく料理家の先生たち、計6人。体にいい食材を使ったつまみ、やさしい味わいの中華つまみ、とにかく早くつくれるクイックつまみ、ストック食材でつくれる乾物つまみ、おしゃれなフレンチつまみに、昭和の横丁つまみ…各人の個性あふれるつまみが次々登場します。それぞれの方が手持ちの豆皿の中からお気に入りを選び、盛りつけているのもこの本の大きな魅力のひとつ。眺めて楽しく、使って役立つ保存版の1冊です。



    〈撮影/木村 拓(東京料理写真) 取材/広谷綾子〉

    ツレヅレハナコ(つれづれ・はなこ)
    食と酒と旅を愛する文筆家&料理研究家。出版社に勤務し、編集者として食の世界に携わった後、独立。会社員時代に始めたブログやSNSでの発信が人気となり、レシピ本やエッセイ本などを出版するように。最近では、オリジナルのキッチン道具などもプロデュース。



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