• 料理研究家の松田美智子さんに春菊のポタージュのつくり方を教えていただきました。早春を思わせる緑が映えるスープ。満足感があるので朝にもぴったりの一品です。

    春菊のポタージュのつくり方

    画像: 春菊のポタージュのつくり方

    バターと仕上げに加えるパルメザンチーズがコクをプラス。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● 春菊1束
    ● 玉ねぎ (せん切り)1/2カップ
    ● じゃがいも(男爵いも)中1個(180g)
    ● チキンスープ2カップ
    ● 牛乳1カップ
    ● 塩小さじ1/2
    ● 白こしょう少々
    ● パルメザンチーズ大さじ2
    ● バター大さじ1

    つくり方

     春菊は軸下を3cmほど切り落とし、ざく切りにする。じゃがいもは繊維を断ち切るように薄切りにし、水にさらす。ざるにあげて、水けを切る。

    画像1: つくり方
    画像2: つくり方

     フライパンにバターを溶かし、玉ねぎをしんなりするまで炒める。春菊も加えてよく炒める。じゃがいもを加え、少しやわらかくなったらチキンスープを入れて10〜20分煮る。

    画像3: つくり方
    画像4: つくり方
    画像5: つくり方

     スティックミキサーでなめらかにする。牛乳を加え、味見をし、塩とこしょうで味をととのえる。器に盛りパルメザンチーズを添える。

    画像6: つくり方

    春菊のこと

    画像1: 春菊のこと

    独特の香りがあり、鍋物に欠かせない春菊。春菊はビタミンA、Cがたっぷり。野菜不足になりがちな冬の貴重な緑黄色野菜です。また、骨粗しょう症や貧血の予防に効果的なカルシウムも多く、β-カロテンも豊富。皮膚や粘膜を保護し、抗酸化物質として生活習慣病予防に効果を発揮します。

    独特な香りの成分はα-ピネン、ペリルアルデヒド等で、免疫力を高め、胃腸の調子を整え、咳を鎮める効果も。

    春菊の保存法

    保存するときは一度さっと水にひたしてから、水けを切ってペーパータオルなどに包みビニール袋に入れ、冷蔵庫に立てて保存。

    新鮮なうちにゆでてから保存するのもおすすめ。 さっとゆでて水けを絞り、4~5cm程の食べやすい長さに切って密封容器に入れて冷蔵庫で保存します。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉

    画像2: 春菊のこと

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
    インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

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    画像: 春菊のポタージュ|松田美智子の季節の仕事

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