格子柄がかわいい「キルティングサンドクッキー」のつくり方。不器用さんのための“心ときめく”クッキーレシピ／クッキーアーティスト・きゅうりさん

2025-02-14

天然生活編集部 @ 天然生活web

つくって楽しい、食べておいしいクッキーレシピが人気のクッキーアーティスト・きゅうりさん。本記事では、きゅうりさんの著書『不器用さんのための心ときめくクッキーレシピ』（KADOKAWA）より、簡単な手順で格子柄のクッキーができる「キルティングサンドクッキー」のつくり方をご紹介します。

キルティングサンドクッキーのつくり方

ココアクッキーでチョコレートを挟んだ、ちょっぴり大人でかわいいクッキーです。

材料（6cmハート型約5個分）

● 食塩不使用バター	30g
● 粉糖	20g
● 塩	ひとつまみ
● 全卵	10g
● アーモンドパウダー	10g
● 薄力粉	55g
● ココアパウダー	5g
〈サンドするもの〉
・チョコレート	適量

事前準備について

● バター、卵は使う前に冷蔵庫から出して常温にしておく
バターは200Wのレンジで10秒ずつ様子を見ながら加熱してもいい。指で押し込めるくらいのかたさが目安。

● 薄力粉、粉糖はふるっておく
ふるいがなければ細目のザルで代用できる。ダマをなくすことで生地が均一になる。

● アーモンドパウダーは粗目のザルでふるっておく
細目だと潰れて油分が出てしまう可能性がある。

● オーブンは焼き温度または10℃ほど高めで予熱する
生地を焼く20分前くらいから温め、焼き温度にしておく。天板は出しておく。
※オーブンの種類により予熱時間は変わるため、ご家庭にあるオーブンごとに調整してください。

つくり方

１　ボウルに食塩不使用バター、粉糖、塩を入れて練り混ぜる。

２　全卵、アーモンドパウダーを入れて混ぜる。

３　薄力粉、ココアパウダーを加えてヘラでさっくり切るように混ぜる。

４　そぼろ状にまとまってきたらぎゅっと押すようにしてまとめる。 ※こねすぎない。

５　ラップで包み、麺棒で平らに整え冷蔵庫で1時間ほど休ませる。

６　冷蔵庫から取り出して5分ほどおき、柔らかくなったらラップをかぶせ麺棒で3mmの厚さにのばす。

７　ラップをかぶせてスケッパー（または定規など）を格子柄になるように押し当ててキルティング柄をつける。

>>Point ラップの上から押し込むことでぷっくり感が出る。

画像1: 格子柄がかわいい「キルティングサンドクッキー」のつくり方。不器用さんのための“心ときめく”クッキーレシピ／クッキーアーティスト・きゅうりさん

８　一度冷蔵庫で20分ほど冷やし、生地がかたくなった状態で10枚分ハート型で型抜きをする。うち5枚は抜き型（なければストローや包丁、爪楊枝）でハートの形にくりぬく。

画像2: 格子柄がかわいい「キルティングサンドクッキー」のつくり方。不器用さんのための“心ときめく”クッキーレシピ／クッキーアーティスト・きゅうりさん

画像3: 格子柄がかわいい「キルティングサンドクッキー」のつくり方。不器用さんのための“心ときめく”クッキーレシピ／クッキーアーティスト・きゅうりさん

画像4: 格子柄がかわいい「キルティングサンドクッキー」のつくり方。不器用さんのための“心ときめく”クッキーレシピ／クッキーアーティスト・きゅうりさん

画像5: 格子柄がかわいい「キルティングサンドクッキー」のつくり方。不器用さんのための“心ときめく”クッキーレシピ／クッキーアーティスト・きゅうりさん

>>Point 型抜き後の残った生地はまとめてラップで包み、麺棒でのばして冷蔵庫で30分ほど冷やし、７、８の工程をもう一度行う。

９　オーブンを170℃に予熱する。天板に生地を並べる。生地は直前まで冷蔵庫で冷やしておく。

10　170℃のオーブンで10～13分ほど焼く。 ※焼き色を見て焼き時間を調整する。

11　焼けたらすぐに取り出し、粗熱をとる。

12　刻んだチョコレートを耐熱ボウルに入れる。600Wのレンジで1分ほど温める。溶けていなかったら様子を見ながら10秒ずつ温め、よく混ぜて全体を溶かす。

13　加熱したチョコレートを約4gずつ（小さじ1杯程度）挟んでから冷蔵庫で1時間ほど冷やす。

【レシピについて】

・このレシピでは簡単に試せるように、一人でも美味しく食べられるように少なめの分量で記載しています。たくさんつくりたい場合はすべての材料を倍量にして、焼き温度は変えず、焼き時間は量によって様子を見ながら調整してください。

例）　
無塩バター50g、粉糖30g、塩ひとつまみ、卵白15g、薄力粉60g
　↓2倍
無塩バター100g、粉糖60g、塩ふたつまみ、卵白30g、薄力粉120g

・できあがりのサイズと個数は目安です。使うクッキー型の大きさや成形時のサイズなどによって変わってくるので、生地が少し足りなくなったり、余ったりする場合があります。手元にある生地や色の組み合わせによってサイズを変更したり、余った生地はおやつ用に丸めて焼くなどで調整してください。

〈撮影／奥川純一　スタイリング／浜田恵子　撮影協力／UTUWA〉

※ 本記事は『不器用さんのための心ときめくクッキーレシピ』（KADOKAWA）からの抜粋です。

『不器用さんのための心ときめくクッキーレシピ』（きゅうり・著／KADOKAWA・刊）

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【CONTENTS】
● Part1　アイスボックスクッキー
● Part2　サンドクッキー
● Part3　絞り出しクッキー
● Part4　ねんどクッキー
● Part5　アイシングクッキー

きゅうり

クッキーアーティスト。幼少期より食べることと作ることが好きで、企業のレシピ開発やフードコーディネートを経て独立。独学でクッキー作りを学び、アイシングクッキーを中心にお菓子アートを制作する。YouTube、Instagramなどで動画を配信しているほか、TV CMへの出演、企業とのコラボなども行っている。
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