(『天然生活』2020年6月号掲載)
がんばらない片づけの心得04
色・柄・飾りを省く
「旅先のホテルや旅館では、ゆったりとくつろいだ気分になれる」
それは客室という空間に「色や柄などの視覚的な情報が少ないから」かもしれません。
シンプルなデザインの家具や雑貨がもたらす効果は思いのほか大きいもの。
「視覚的に散らかっていないというのは、片づけを考えるうえで大事なことです。だから買い物で迷ったときは、色・柄・飾りのない方を選ぶのも手」
とはいえ、色・柄・飾りを選ぶのがダメなわけではありません。本当に好きなものはそのデザインを生かしつつ、上手に取り入れる工夫をしてみましょう。
がんばらない片づけの心得05
ラベルは優秀
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引き出しのひとつひとつ、棚1段1段に至るまで、金子さんお手製のテプラのラベルが貼られたリビング。家族のだれにとっても、ものの定位置がひと目でわかる工夫です。
食器棚には「大皿(白)」「大皿(色)」「飯碗(手前)」「小鉢白(奥)」といった、かなり細かな指定の言葉も。
「ラベルは家庭内地図の目印。ラベルのおかげで、夫も子どもも出したものを元の場所に戻せるようになりました。
外出先で家からの電話を受けて『診察券どこ?』といわれたときにも、ラベルで説明すればいいので対処がしやすいんです」
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〈取材・文/片田理恵 イラスト/須山奈津希〉
金子由紀子(かねこ・ゆきこ)
エッセイスト、シンプルライフ・アドバイザー。総合情報ガイド「オールアバウト」ガイド。フリーの文筆家。著書に『50代からやりたいこと、やめたこと』(青春出版社)、『クローゼットの引き算』(河出書房新社)など。近著に『50歳からの心の整理旅 タイ料理ひとり研修で見つけたこと』(オレンジページ)がある。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです