好きな色の糸で“塗り絵”をするように楽しんで
「単色だと動きが出ず単調になってしまうので、3色を使ってグラデーションに見えるような作品にしました。メインで使いたい色を決めたら、同色で濃淡が出るように刺しゅう糸を選んでいきます」と庄司さん。
ロングアンドショートステッチで塗り絵をするように刺しゅうするそう。
「隙間を埋めるような感覚で刺すときれいに仕上がります」

「鳥の刺しゅうのコースター」のつくり方
材料
カラーリネン | 各21×11cm |
刺しゅう糸 | 適量 |
(DMC25番【ピンク】310、742、3865、352、350、309 【ブルー】310、742、3865、964、996、824) |
つくり方
1 5mmの縫いしろをとり、印をつける。
2 1に刺しゅうをし、アイロンをかける。首の白い部分はサテンステッチ、目はフレンチノットステッチ、それ以外はロングアンドショートステッチ。
3 中表にし、返し口を5cm残して縫う。
4 返し口から裏返し、返し口をかがる。
*作品で縫ったコースターは10×10cmです。
「鳥の刺しゅう」実物大の刺しゅう図案
*この実物大の図案は、A4サイズで印刷したときに実物大(等倍・100%)になるように作成してあります。
*印刷用紙は、A4サイズを使用し、「縮小/拡大」を「実際のサイズ」または「100%の大きさ」に設定して印刷してください。
*図案内の数字は色の番号です。
会員登録、ログインがお済みでない方は下のボタンより会員登録、またはログインしてください。
無料会員登録はこちらから>>>
会員の方はこちらからログイン>>>
* * *
天然生活2025年4月号では、本記事で「鳥の刺しゅうのコースター」のつくり方を教えてくれた手芸作家・庄司裕子さんの「身近な動物と植物のやさしい刺しゅう」を紹介しています。ぜひあわせてお楽しみいただけましたら幸いです。
〈撮影/林 紘輝 取材・文/飯作紫乃〉
庄司裕子(しょうじ・ひろこ)
手芸作家・カレー店店長。baobab factory主宰。作家活動とともにカレー作りにも力を注ぐ。「日々の生活がより楽しくなるようなものづくり」をモットーに活動。カスタムオーダーできるトートバッグや九谷焼の食器等をbaobab factoryのwebshopで販売。3匹の保護猫と生活中。
http://baobabtote.com/