• 部屋にひとつあるだけで、暮らしが潤う観葉植物。種類が多すぎて「どれがいいかわからない」という人は、「役割」で選んでみませんか? グリーンプランナーの森田紗都姫さんに、部屋の空気をきれいにする観葉植物3つを教えていただきました。目的に合わせて選べば、自分の暮らしとのつながりも深まり、愛着もわくはずです。
    (『天然生活』2023年5月号掲載)

    部屋の空気をきれいにする「観葉植物」3つ

    植物の葉は、光合成をする際に二酸化炭素とともに空気中の有害物質を吸収、分解します。

    ここで紹介するのは、とくにその働きが強いとされる3つです。

    サンスベリア

    画像: サンスベリア

    剣のような形の葉が特徴。人体に有害な物質を吸収したり、日中だけでなく夜間も酸素を出しつづけたりと、高い空気清浄効果がある。水やりの頻度も低く、手間いらず。

    ポトス

    画像: ポトス

    ハート形の丸い葉が人気の、定番の観葉植物。耐陰性があり、初心者にも育てやすい点も魅力。

    つる性の植物なので、高いところに吊るして飾っても楽しめる。

    ドラセナ

    画像: ドラセナ

    豊富な品種があり、上向きの尖った葉をもつドラセナ・コンシンネや、「幸福の木」とも呼ばれるドラセナ・マッサンゲアナが代表的。

    ほとんど手間がかからず、取り入れやすい。

    選ぶポイント

    「エコプラント」と呼ばれる植物が、空気浄化効果がとくに高いもの。葉にボリュームがあるものがおすすめ。

    暮らしや目的を意識しながら選べば、植物と長くつきあえる

    「植物と上手につきあうには、まず自分の目的やライフスタイルに合った種類を選ぶことが大事です」

    そう話すのは、グリーンプランナーの森田紗都姫さんです。

    「“なんとなく”で買ってしまった植物だと、世話に身が入らなくなり、枯らしてしまいがち。自分の暮らしや目的を意識しながらじっくり選ぶと、その分育てるモチベーションも上がると思います」

    空間や心身への効果を知ったうえで選べば、暮らしと深く結び付いたよきパートナーとなってくれそうです。



    〈監修/森田紗都姫 取材・文/嶌 陽子 イラスト/はまだなぎさ〉

    画像: 暮らしや目的を意識しながら選べば、植物と長くつきあえる

    森田紗都姫(もりた・さつき)
    室内外の植物のプランニングや講師、商品企画など多方面で活躍。著書に『LIFE GREEN SELECT TOUR 暮らしに寄り添うグリーンと出会おう』(いろは出版)。
    インスタグラム:@yamamori_green

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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    天然生活2025年5月号では、「植物を取り入れた暮らし」を特集しています。ぜひあわせてお楽しみいただけましたら幸いです。



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