• 部屋にひとつあるだけで、暮らしが潤う観葉植物。種類が多すぎて「どれがいいかわからない」という人は、「役割」で選んでみませんか? グリーンプランナーの森田紗都姫さんに、ペットに安全な観葉植物2つを教えていただきました。目的に合わせて選べば、自分の暮らしとのつながりも深まり、愛着もわくはずです。
    (『天然生活』2023年5月号掲載)

    “ペット”に安全な「観葉植物」2つ

    犬や猫を飼っている場合、優先したいのはペットにとって安全かどうか。

    毒性がないものであっても、葉や枝、土は基本的には口に入れさせないようにしましょう。

    カラテア

    画像: カラテア

    豊富な品種があり、アートのような個性的な葉が魅力。

    毒性はないが、なるべくペットが口にしないよう注意を。直射日光に当てると葉が傷んでしまうので、管理は明るい日陰で。

    パキラ

    画像: パキラ

    毒性がないうえに葉や枝が上部に集中しているため、ペットがいたずらしにくい植物。

    丈夫で水やりも楽なので、どんな人にもおすすめ。大きいもので2mほどになる。

    選ぶポイント

    ペットが口に入れるリスクを考慮し、毒性のないもの、枝葉が下の方にあまりついていないものを選んで。

    暮らしや目的を意識しながら選べば、植物と長くつきあえる

    「植物と上手につきあうには、まず自分の目的やライフスタイルに合った種類を選ぶことが大事です」

    そう話すのは、グリーンプランナーの森田紗都姫さんです。

    「“なんとなく”で買ってしまった植物だと、世話に身が入らなくなり、枯らしてしまいがち。自分の暮らしや目的を意識しながらじっくり選ぶと、その分育てるモチベーションも上がると思います」

    空間や心身への効果を知ったうえで選べば、暮らしと深く結び付いたよきパートナーとなってくれそうです。



    〈監修/森田紗都姫 取材・文/嶌 陽子 イラスト/はまだなぎさ〉

    画像: 暮らしや目的を意識しながら選べば、植物と長くつきあえる

    森田紗都姫(もりた・さつき)
    室内外の植物のプランニングや講師、商品企画など多方面で活躍。著書に『LIFE GREEN SELECT TOUR 暮らしに寄り添うグリーンと出会おう』(いろは出版)。
    インスタグラム:@yamamori_green

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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    天然生活2025年5月号では、「植物を取り入れた暮らし」を特集しています。ぜひあわせてお楽しみいただけましたら幸いです。



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