豆もやしの下処理
もやしは洗って水につけ、ひげ根を取る。
※ひげを取ると食感がよい。

豆もやしのナムルのつくり方

ゆでずに熱湯を回しかけて、シャキシャキの食感を生かすのがポイント。
材料(つくりやすい分量)

● 豆もやし | 1袋 |
● 塩 | 大さじ1 |
● A | |
・ごま油 | 大さじ1と1/2 |
・にんにく(すりおろす) | 小さじ1 |
・韓国とうがらし(中挽き) | 小さじ1/2~1 |
・ナンプラー | 大さじ1 |
・三温糖 | 小さじ1/3 |
つくり方
1 ボウルにAを入れて混ぜる。

2 下処理をした豆もやしをざるに広げて、塩をふりなじませる。沸騰した湯を回しかけ、水を切り、熱いうちに1に入れる。手でよくあえて味見をして、味をととのえ、冷めるまでしばらくおき、器に盛る。


もやしのこと

シャキシャキとした食感の「もやし」。本来もやしとは、種子を水に浸して日光を遮断し、発芽させた若芽の総称。もっとも一般的なもやしは緑豆を発芽させた「緑豆もやし」、大豆を発芽させた「豆もやし」、ケツルアズキを発芽させた「ブラックマッペ」です。
緑豆もやしは国内では約9割を占め、やや太めで、くせのない味。大豆がついたまま食す豆もやしは独特の味と食感が人気です。ブラックマッペは細めで、ほのかな甘味があり、しっかりした食感が特徴です。
もやしはビタミンB群やビタミンC、カリウム、カルシウム、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれているのに低カロリー。手に入りやすい食材ですので、いろいろな調理法を知っておくと便利です。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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