• 新しい生活がスタートする春に意識したいのは、デトックス。ほろ苦さや香りのある春野菜などを食べて冬の間にたまった老廃物を出し、すっきり軽やかな体を目指したいもの。最近、以前から興味があった国際中医薬膳師の資格を取得した料理家のワタナベマキさんに、今の時季に食べたい、体に優しいいたわりスープを2品教えてもらいました。
    (『ワタナベマキの体に優しいいたわりスープ』より)

    春に食べたい体いたわりスープ2品

    「毎日意識して取っているつもりでも、ついつい不足しがちな野菜。スープにすればたりない分を手軽に補うことができ、栄養面がぐんと充実します。

    野菜を単品で使ったシンプルなスープも味わい深いものですが、いろいろな野菜を組み合わせて使うのもおすすめ。冷蔵庫にある半端野菜もスープに活用すると、おいしくムダなく食べきれます」(ワタナベマキさん)

    「しらすとブロッコリーのレモンスープ」のつくり方

    画像: 「しらすとブロッコリーのレモンスープ」のつくり方

    あっさり味にレモンが香る清らかなおいしさ。

    しらすは魚の栄養が丸ごと取れて鉄分もたっぷり。ブロッコリーとレモンに含まれるビタミンCが鉄分の吸収率アップにひと役買ってくれます。

    材料(2~3人分)

    ● しらす20g
    ● ブロッコリー1/2個(200g)
    ● タマネギ1/2個(100g)
    ● A
    ・だし汁2カップ
    ・白ワイン1/4カップ
    ・ショウガ(すりおろす)1かけ
    ● B
    ・レモン汁大さじ1
    ・塩小さじ1/2
    ● オリーブオイル小さじ2
    ● 粗びきコショウ(黒)少し
    ● レモンの皮(すりおろす)少し

    つくり方

     ブロッコリーは小房に分けて耐熱皿に入れ、ふんわりラップをして電子レンジ(600W)で2分加熱する。縦2等分に切り、大きいものは縦4等分に切る。タマネギは縦に薄切りにする。

     鍋にA、しらす、のタマネギを入れて中火にかける。煮立ったらアクを除き、弱めの中火で5分ほど煮る。ブロッコリーを加え、フタをしてさらに5分ほど煮る。

     Bを加えて混ぜ合わせ、器に盛る。オリーブオイルを回しかけてコショウ、レモンの皮をふる。

    * * *

    『ワタナベマキの体に優しいいたわりスープ』(扶桑社)

    『ワタナベマキの体に優しいいたわりスープ』(扶桑社)

    『ワタナベマキの体に優しいいたわりスープ』(扶桑社)|amazon.co.jp

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    ヘトヘトな心と体をいたわるスープとみそ汁66レシピ
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    〈撮影/山田耕司 スタイリスト/佐々木カナコ 取材・文/小笠原章子〉

    画像: つくり方

    ワタナベマキ
    料理研究家。シンプルながら食材の組み合わせや味つけのセンスが光るレシピが人気で、ハーブやスパイス使いにも定評がある。薬膳の知識を生かしたスープやドリンクを暮らしに取り入れて体をととのえている。
    インスタグラム:@maki_watanabe



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