あえてひと手間増やして。風呂敷で包むことのススメ
「お弁当時間を楽しくすることは、日々をより楽しくすること」
そう話してくれたのは、てぬぐい専門店「かまわぬ」広報担当の佐藤 瞳さんです。
「毎日のお弁当づくりはどうしても義務的になるし、忙しいからできるだけ工程を減らしたいのが本音ですよね。でもそこに『風呂敷で包む』というひと手間をあえて加えることで、新鮮さが生まれたり、気持ちがシャキッとしたりする素敵な効果があるんです」

お弁当箱のサイズや形に合わせて、包み方もさまざま。かまわぬのスタッフの方々も、お弁当包みに風呂敷を愛用しているそう
たしかに、“包んで結ぶ”という作業を実際にやってみると、ほんの数秒の間に心が整う感覚を覚えます。
さらに、お昼休憩の時間にお気に入りの柄の風呂敷をほどいて広げると、気持ちが明るくなり、お弁当そのものに彩りを加えてくれる効果も。
「衛生的で機能的でありながら、日常のシーンに楽しみを加えてくれるのが『おいしい風呂敷』なんです」

自身も日々の暮らしにてぬぐいや風呂敷を活用しているという佐藤さん。「てぬぐいでお弁当箱を包むこともできるんですよ」
豊富なおいしいモチーフのバリエーション
「おいしい風呂敷」シリーズは、お弁当時間を楽しくしてくれるデザインと、風呂敷のなかでは小ぶりな50×50cmサイズの使いやすさで、10年以上変わらぬ人気を誇っています。
多くの人から支持を得ている大きな理由に、デザインのかわいらしさと豊富なバリエーションがあります。
「レモンやリンゴ、キャベツなど、身近な食べものを抽象的に描いて誰でも使いやすいデザインにしています。配置や縮尺を変えて、包んだときに絵柄のバランスがちょうどよくなるように考えられているんですよ」と佐藤さん。

季節の野菜やくだものの柄のほか、お弁当のおかずの定番「たこさんウインナー」など遊び心のあるモチーフも楽しいポイント

とくに人気の柄は、キャベツ(左上)、レモン(右上)、リンゴ(左下)の3つ。右下の「パプリカ」は2024年の冬から仲間入り
約15種類の定番柄のほかにも、季節ごとに数種類登場する限定柄も人気です。
「限定柄は季節感が楽しめるモチーフを選んでいます。コレクションする方もいるほどで、今年からは、今までなかった夏限定柄も販売することになりました。春夏秋冬、すべての季節柄が楽しめます」
数種類の風呂敷を持っていれば、その日の気分やお弁当の内容に合わせて使い分けられますね。
「浸透捺染」という染め方でより使いやすく
そしてかわいいだけではなく、暮らしのなかでの扱いやすさを大切にしているのも「おいしい風呂敷」のポイントです。
「手触りのよい綿素材は、適度に伸縮性があるので、包みやすく結び目がごろつきません」
さらに染め方にもこだわりが。
「『浸透捺染(しんとうなっせん)』という技法を使って染めることで、裏表が目立ちにくく、結んだときに裏が見えても違和感がないようにしています。色落ちしにくいので、毎日気兼ねなく洗えますよ」
通常の手捺染で染めたもの

「浸透捺染」で染めたもの

“お弁当を包むこと”を第一に考えられてつくられた「おいしい風呂敷」シリーズ。
ぜひ毎日のお弁当生活に取り入れて、「つくる楽しみ」と「食べる楽しみ」を感じてみてください。

お話を伺った方はこちら
株式会社かまわぬ 広報 佐藤 瞳さん
手ぬぐいと風呂敷の素晴らしさを国内外に広めている。好きな「おいしい風呂敷」の柄は“めだまやき”。
「おいしい風呂敷」を5名さまにプレゼント
本記事で紹介したてぬぐい専門店・かまわぬの「おいしい風呂敷」を、抽選で5名の方にプレゼントいたします。
ご希望の方は、「パプリカ」「たまねぎ」「とうもろこし」「りんご」「めだまやき」の中からお好きな柄をひとつ選び、ご応募ください。
実際に手に取って、包む楽しさを感じていただくきっかけになりましたら嬉しいです。
パプリカ

たまねぎ

とうもろこし

りんご

めだまやき

応募締め切りは2025年5月11日(日)です。
たくさんのご応募をお待ちしております。
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天然生活2025年4月号では、お弁当の特集をしています。ぜひあわせてお楽しみいただけましたら幸いです。
〈撮影/山田耕司 取材・文/飯作紫乃〉