生まれ育った築170年の古民家で、味噌づくりや竹細工づくりの教室を主宰する「古民家 七代」の米山永子さん。台所は暮らしの中心であり、訪れた人との楽しい時間を分かち合う大切な場所。ときに出張料理人が使うこともある「開かれた台所」ならではの収納のコツや工夫を伺いました。
(『天然生活』2019年11月号掲載)
(『天然生活』2019年11月号掲載)
自慢の台所でつくる、おいしいごはん
さまざまな保存食を手づくりしている米山さん。
とっておきの保存食と展開料理を教えていただきました。
りんご味噌

1年ものの若い手づくり味噌の活用法。味噌とすりおろしたりんご1:1を鍋で10~15分程度こげないように加熱し、味をなじませる。
自家製保存食を使って…
干し柿とクリームチーズの味噌サンド

お手製の干し柿を半分に切り、好みのチーズとナッツ、りんご味噌をはさんで。
「お客さまがみえたとき、さっとつくって出せるおもてなしの一品。お茶にもワインにも、日本酒にも合うので気に入ってます」
〈撮影/佐々木健太 取材・文/玉木美企子〉

米山永子(よねやま・えいこ)
築約170年の古民家を生かしながら、「古民家 七代」の屋号で味噌づくりの会や竹細工教室、四季を味わう集いなどを主宰。農家民宿として、宿泊の受け入れも。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
* * *
天然生活2025年5月号では、台所の特集をしています。ぜひあわせてお楽しみいただけましたら幸いです。