台所は暮らしの中心です。そして、毎日の幸せはここから生まれます。家族の健康を支えたり、人と時間を共有したり、自分の楽しみを見つけたり。笑顔があふれる台所に立つ、矢野直子さんのストーリーを紹介します。
(『天然生活』2020年9月号掲載)
(『天然生活』2020年9月号掲載)
台所仕事を助ける矢野さんの愛用アイテム
中里花子さんの器

陶芸家、中里花子さんの作品が好きで器をいろいろ持っている。
存在感のあるふた付きの容器は「塩入れとして愛用しています」
何度も開くレシピ本

結婚した際に母親から贈られた『媽媽のふろしき』、初めて自分で買った長尾智子さんの本、最近買った『PAROLEのおかず帖』
世界各地のざる

ベトナムや信州など、国内外で見つけたざる。
「器としても使えるし、下準備に使うと食材がきれいに見えて気分がしゃんとします」
<撮影/尾原深水 取材・文/嶌 陽子>
矢野直子(やの・なおこ)
「無印良品」の仕事に携わり、生活雑貨や「Found MUJI」などの企画デザインを手がける。2013年、「良品計画」生活雑貨・企画デザイン担当部長に。退職後は、くらしに関する新たな仕事に。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです