台所は暮らしの中心です。そして、毎日の幸せはここから生まれます。家族の健康を支えたり、人と時間を共有したり、自分の楽しみを見つけたり。笑顔があふれる台所に立つ、カピン珈琲・亀谷靖之さん、千晴さんのストーリーを紹介します。
(『天然生活』2020年9月号掲載)
(『天然生活』2020年9月号掲載)
台所仕事を助ける亀谷さんの愛用アイテム
割れた器は金継ぎで修繕

10数年前から千晴さんが続けている金継ぎ。自宅で教室も開く。
白い器は黒漆、黒はべんがらなど、器の色によって仕上げ方を替える。
円錐型の鍋つかみ

古びてきたフランス製リネンエプロンを、千晴さんのお母さまが鍋つかみに。
円錐型なので重ねて収納でき、生地を最後まで生かせる。
アンティークのこしょうミル

右はドイツのザッセンハウス、左はイタリアのトレ・スパーデのもの。
黒こしょう、白こしょうを入れている。小さいので卓上で活躍。
<撮影/森本菜穂子 取材・文/野崎 泉>
亀谷靖之、千晴(かめたに・やすゆき、ちはる)
2008年より「カピン珈琲」として出張喫茶などを中心に活動。2012年、山口市の自宅敷地内に、珈琲豆御渡所をオープン。不定期で自宅の多目的スペースを活用した展示会も行う。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです