• 旬の食材を使った野菜料理が人気の「かもめ食堂」。本記事では、『かもめ食堂 野菜が美味しい季節のおそうざい』(誠文堂新光社)より、「ミニトマトの肉巻き」のつくり方をご紹介します。巻く野菜を入れかえれば、味も見た目も七変化! 彩り豊かな断面で、お弁当のおかずにもおすすめです。

    ミニトマトの肉巻き(照り焼き)のつくり方

    画像: ミニトマトの肉巻き(照り焼き)のつくり方

    甘辛い味わいがごはんによく合う肉巻きです。

    タレを絡めるので、塩とこしょうは軽めに。

    メインの野菜をかえれば、何通りにも楽しめます。

    材料(2人分)

    〈メイン野菜〉
    ● ミニトマト8個
    〈共通材料〉
    ● 豚バラ薄切り肉4枚(100g)
    ● 塩・こしょう各少々
    ● 小麦粉適量
    ● 照り焼きダレ(下記参照)大さじ2~3

    つくり方

     〈野菜の下準備〉

    ミニトマトはへたを取る。

     豚肉は半分の長さ(15~20cm)に切って1枚ずつ広げ、軽く塩、こしょうをふる。

     の端にを1個ずつのせて巻き、丸く整えて小麦粉を薄くまぶす。

    画像: 最後は手のひらで包むように

    最後は手のひらで包むように

     フライパンにサラダ油少々(分量外)を中火で熱し、巻き終わりを下にして並べる。転がしながら豚肉に火が通るまで3分ほど焼く。

     キッチンペーパーで余分な油をふき取り、照り焼きダレを加えてとろみがつくまで煮絡める。

    画像: 余分な油はふき取る

    余分な油はふき取る

    画像: 加熱し過ぎるとつぶれるので注意

    加熱し過ぎるとつぶれるので注意

    照り焼きダレのつくり方

    材料(つくりやすい分量)

    ● みりん200cc
    ● しょうゆ100cc
    ● 砂糖大さじ2

    材料(つくり方)

     鍋にみりんを入れ、強火にかて煮切る。

     弱火にしてしょうゆ、砂糖を加え、吹きこぼれないように5分ほど煮詰める。

    ※冷蔵で約1か月間保存可能

    〈撮影/竹田俊吾(竹田写真館) スタイリング/上良美紀 取材・文/山形恭子 編集/鈴木理恵〉

    ※ 本記事は『かもめ食堂 野菜が美味しい季節のおそうざい』(誠文堂新光社)からの抜粋です。

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    『かもめ食堂 野菜が美味しい季節のおそうざい』(船橋律子・著/誠文堂新光社・刊)

    画像: 野菜がおいしいお惣菜「ミニトマトの肉巻き」のつくり方。旬の野菜でアレンジすれば、楽しい‟季節の味わい”に。お弁当にもぴったり/かもめ食堂・船橋律子さん

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    いつもの食材、いつもの調味料、少ない調理工程なのに、食べたことのない新しい野菜の美味しさに感動する「かもめ食堂」は神戸六甲から兵庫県西脇市の里山へと移転して4年目を迎える今も、“ふつうなのにふつうじゃない”と、多くの人に愛され続けています。

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    船橋 律子(ふなはし・りつこ)
    飲食店の勤務を経て、2008年に神戸元町で「かもめ食堂」をオープン。イートインスタイルで楽しめる野菜たっぷりの「かもめ定食」のほか、季節の野菜やおそうざい、お弁当のテイクアウトを始める。2015年に六甲へ移転し、「お惣菜セット通販」も開始。2021年には、兵庫県西脇市へ移転。自然豊かな環境のもと、旬の野菜の美味しさが味わえる店には、全国からその味を求めて多くの人が集う。著書に『六甲かもめ食堂の野菜が美味しいお弁当』『六甲かもめ食堂 野菜が美味しい季節の献立』(ともに誠文堂新光社)がある。



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