ミニトマトの肉巻き(照り焼き)のつくり方

甘辛い味わいがごはんによく合う肉巻きです。
タレを絡めるので、塩とこしょうは軽めに。
メインの野菜をかえれば、何通りにも楽しめます。
材料(2人分)
〈メイン野菜〉 | |
● ミニトマト | 8個 |
〈共通材料〉 | |
● 豚バラ薄切り肉 | 4枚(100g) |
● 塩・こしょう | 各少々 |
● 小麦粉 | 適量 |
● 照り焼きダレ(下記参照) | 大さじ2~3 |
つくり方
1 〈野菜の下準備〉
ミニトマトはへたを取る。
2 豚肉は半分の長さ(15~20cm)に切って1枚ずつ広げ、軽く塩、こしょうをふる。
3 2の端に1を1個ずつのせて巻き、丸く整えて小麦粉を薄くまぶす。

最後は手のひらで包むように
4 フライパンにサラダ油少々(分量外)を中火で熱し、巻き終わりを下にして並べる。転がしながら豚肉に火が通るまで3分ほど焼く。
5 キッチンペーパーで余分な油をふき取り、照り焼きダレを加えてとろみがつくまで煮絡める。

余分な油はふき取る

加熱し過ぎるとつぶれるので注意
照り焼きダレのつくり方
材料(つくりやすい分量)
● みりん | 200cc |
● しょうゆ | 100cc |
● 砂糖 | 大さじ2 |
材料(つくり方)
1 鍋にみりんを入れ、強火にかて煮切る。
2 弱火にしてしょうゆ、砂糖を加え、吹きこぼれないように5分ほど煮詰める。
※冷蔵で約1か月間保存可能
〈撮影/竹田俊吾(竹田写真館) スタイリング/上良美紀 取材・文/山形恭子 編集/鈴木理恵〉
※ 本記事は『かもめ食堂 野菜が美味しい季節のおそうざい』(誠文堂新光社)からの抜粋です。
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いつもの食材、いつもの調味料、少ない調理工程なのに、食べたことのない新しい野菜の美味しさに感動する「かもめ食堂」は神戸六甲から兵庫県西脇市の里山へと移転して4年目を迎える今も、“ふつうなのにふつうじゃない”と、多くの人に愛され続けています。
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船橋 律子(ふなはし・りつこ)
飲食店の勤務を経て、2008年に神戸元町で「かもめ食堂」をオープン。イートインスタイルで楽しめる野菜たっぷりの「かもめ定食」のほか、季節の野菜やおそうざい、お弁当のテイクアウトを始める。2015年に六甲へ移転し、「お惣菜セット通販」も開始。2021年には、兵庫県西脇市へ移転。自然豊かな環境のもと、旬の野菜の美味しさが味わえる店には、全国からその味を求めて多くの人が集う。著書に『六甲かもめ食堂の野菜が美味しいお弁当』『六甲かもめ食堂 野菜が美味しい季節の献立』(ともに誠文堂新光社)がある。