• 旬の食材を使った野菜料理が人気の「かもめ食堂」。本記事では、『かもめ食堂 野菜が美味しい季節のおそうざい』(誠文堂新光社)より、「ミニトマトの肉巻き」のつくり方をご紹介します。巻く野菜を入れかえれば、味も見た目も七変化! 彩り豊かな断面で、お弁当のおかずにもおすすめです。

    季節の野菜をくるくる巻いて
    お弁当にもおすすめの「野菜の肉巻き」

    兵庫・西脇の里山にある、旬の食材を使った野菜料理が人気の「かもめ食堂」

    店主の船橋律子さんは、新しい料理がつくりたくなると、お気に入りのレシピの材料をほかの野菜にかえて試作するのだそう。

    野菜がかわるだけで、いつものメニューが新たなおいしさに。さらに、旬の野菜を使えば、その季節ならではの味わいになります。

    薄切り肉で野菜を巻いた肉巻きは、照り焼きにしたり、揚げたり、蒸したり、食べ方もいろいろ。

    カットすれば彩りも楽しめて、お弁当のおかずにも。

    本記事では、肉巻きのアイデアや、これからの季節におすすめの「ミニトマトの肉巻きのつくり方」をご紹介します。

    肉巻きのアイデアと断面カタログ

    いろいろな野菜をくるくる巻いた肉巻きは、カットすれば彩りも楽しめて、お弁当にもうれしいおかず。野菜によって断面は七変化! ここでは、いろいろな野菜を使った肉巻きのアイデアをご紹介します。

    いんげん

    塩ゆでしたいんげんを肉で巻いて照り焼きにした、ご飯のすすむ一品。生のまま5〜6本巻いてフライにしても

    ごぼう

    食べやすいように、ごぼうを薄味でやわらかく煮ておくのがポイント。照り焼きダレを合わせるので、下味は控えめに

    にんじん

    細切りのにんじんを生のまま巻いて、フライや蒸し焼きに。照り焼きなら、さっと茹でてから巻くと、ほどよい食感に

    里いも

    蒸してねっとりと美味しい里いもは、甘辛い照り焼きダレと相性抜群。ごはんにもお酒にもよく合う肉巻き

    〈撮影/竹田俊吾(竹田写真館) スタイリング/上良美紀 取材・文/山形恭子 編集/鈴木理恵〉

    ※ 本記事は『かもめ食堂 野菜が美味しい季節のおそうざい』(誠文堂新光社)からの抜粋です。

    * * *

    『かもめ食堂 野菜が美味しい季節のおそうざい』(船橋律子・著/誠文堂新光社・刊)

    画像: 野菜がおいしいお惣菜「ミニトマトの肉巻き」のつくり方。旬の野菜でアレンジすれば、楽しい‟季節の味わい”に。お弁当にもぴったり/かもめ食堂・船橋律子さん

    amazonで見る

    大人気食堂のレシピシリーズ最新作! 献立・お弁当にも大活躍!! 野菜が主役の厳選100レシピ

    いつもの食材、いつもの調味料、少ない調理工程なのに、食べたことのない新しい野菜の美味しさに感動する「かもめ食堂」は神戸六甲から兵庫県西脇市の里山へと移転して4年目を迎える今も、“ふつうなのにふつうじゃない”と、多くの人に愛され続けています。

    大反響を呼んだ1作目の「お弁当」、2作目の「献立」を経て、3作目となる本書では、里山の暮らしを通して新しく生まれた「おそうざい」レシピを紹介します。


    船橋 律子(ふなはし・りつこ)
    飲食店の勤務を経て、2008年に神戸元町で「かもめ食堂」をオープン。イートインスタイルで楽しめる野菜たっぷりの「かもめ定食」のほか、季節の野菜やおそうざい、お弁当のテイクアウトを始める。2015年に六甲へ移転し、「お惣菜セット通販」も開始。2021年には、兵庫県西脇市へ移転。自然豊かな環境のもと、旬の野菜の美味しさが味わえる店には、全国からその味を求めて多くの人が集う。著書に『六甲かもめ食堂の野菜が美味しいお弁当』『六甲かもめ食堂 野菜が美味しい季節の献立』(ともに誠文堂新光社)がある。



    This article is a sponsored article by
    ''.