• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。春本番、満開の桜、家族でお花見に出掛ける白鳥さん。

    ご近所すぎる和菓子屋で出合った絶品の草餅

    桜が満開の時にたまたま公園でのロケがあり、合間にたくさん写真を撮りました。

    ちょうどその日が入学式だったらしく、ピカピカのランドセルを背負った子どもや、ピシッとした制服に身を包んだ学生さんたちが桜と写真を撮っていて、その姿に勝手に胸打たれてしまいました。

    画像1: ご近所すぎる和菓子屋で出合った絶品の草餅

    新たな門出を祝福するかのように咲いている満開の桜の姿にもなんだか泣けてきます。

    私の涙腺と言えばカチカチで有名だったんですが、こんな私でもゆるゆるになるなんて、歳を感じます。たくさん写真を撮ったのに、どの写真にも悲哀が滲み出ていたのにも歳を感じました。

    家族でお花見もしました。有名な公園に行こうと思って歩いていたんですが、途中で「あら? ここすごい桜キレイなのに、マイナーすぎて誰もお花見してないわ。」という場所を見つけて、予定変更してそこでお花見をしました。

    以前は張り切ってお弁当やら、桜餅やらをつくるぞ! なんてやっていましたが、もう今年は疲れ果て、近所のお店で色々調達しました。

    画像2: ご近所すぎる和菓子屋で出合った絶品の草餅

    ご近所すぎて行ったことのない店ってありませんか? 灯台下暗しと言いますか、いつでも買えると思うとタイミングを逃してしまうような。

    今回、そんな近所すぎる和菓子のお店で草餅を買ったんです。そしたら、それがとんでもない美味しさで感動しました。

    よもぎの香りが今まで食べたものと全然違うのです。お餅の柔らかさと程よい塩味の効いた餡子のバランスも最高です。

    近所の和菓子屋さんが美味しいって最高ですよね。自分のご褒美や、お友達が来た時にちゃちゃっと買いに行けます。心のオアシスを見つけました。

    気温もよくなってきて、ピクニックにぴったりの季節になりましたね。子どもがいると、公園が最強で最高の場所だと思うようになりました。

    なにより無料でこんなに遊べるなんて。ありがたいです。

    先日、夫がワンオペで子どもたちをみている日があり、ピクニックにでも行けるようにと、3人分のお弁当をつくって置いてきました。ところがそんな日に限って、昼から雨になり結局家で食べることに。

    画像3: ご近所すぎる和菓子屋で出合った絶品の草餅

    でもお弁当箱に入っているだけで、子どもにしたらピクニック気分で楽しいようです。確かにお弁当って、大人でもワクワクしますね。

    私も自分のためのお弁当づくりが、めずらしく続いているんですが、それもやっぱり楽しいからだと思います。

    正直なところ、春で気持ちがザワザワしたままこれを書いていました。これで大丈夫か? これでいいのか? こんな不安な気分が付きまとうのが春の私です。

    でも、きっとこれも春の醍醐味。忘れるまで味わい尽くそうと思います。



    画像4: ご近所すぎる和菓子屋で出合った絶品の草餅

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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