「高野豆腐の炊き合わせ」のつくり方

炊き合わせは少し手間がかかりますが、繊細なおいしさで心も体も満足します。
材料(2人分)
● 高野豆腐 | 2枚 |
● にんじん | 1/3本 |
● かぼちゃ | 90g |
● スナップえんどう | 4本 |
● A | |
・だし汁 | 600mL |
・みりん | 大さじ2と1/3 |
・生姜(薄切り) | 5枚 |
・淡口醤油 | 大さじ2 |
・塩 | 小さじ1/3 |
準備
高野豆腐は水でもどしてよく洗う。
つくり方
1 高野豆腐とかぼちゃは一口大に、にんじんは乱切りにする。スナップえんどうは筋を取って色よくゆでる。
2 1のかぼちゃは竹串がすっと入るまで蒸す。
3 鍋にAを入れて中火にかけ、煮立ったら1の高野豆腐とにんじんを入れ、落とし蓋をして約15分弱火で煮る。
4 2を加えてひと煮立ちさせ、火を止めて味を含ませる。器に盛って1のスナップえんどうを添える。
◎つけたしレシピ
かぼちゃの甘みが弱い場合は3の煮汁にてんさい糖適量を加えてください。
本記事は『心と体をととのえる 玄米菜食ごはん』(世界文化社)からの抜粋です
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食べることは、生きること! 時間と体に負担をかけない“余白をつくるための食事”の提案
不眠、疲れ、片頭痛、肌荒れ…。病院に行くほどではないけれど、不調を感じることはありませんか? 安曇野にあるホリスティックリトリート穂高養生園で調理を担当する鈴木愛さんが、食材の力を最大限に生かした料理を紹介します。毎日の食事をつくる上で大切なのは、「無理をせずに続ける」こと。料理が負担になってはいけないので、この本では簡単につくれるスープを中心に、滋味豊かな野菜のおかずのレシピを提案しています。「豊かに生きる」ために、時間と体に負担をかけない“余白をつくるための食生活”を、ぜひこの本ではじめてみてください。
鈴木愛(すずき・あい)
1980年生まれ、東京都出身。映画やCMなどの衣装の仕事を経て食の世界へ。都内自然食レストランや、和食店で調理を学ぶ。2010年からホリスティックリトリート穂高養生園に勤務。自然に根差した野菜の調理法を学び、季節をベースとした食と体の結びつきを意識する。著書に『なんとなく不調をととのえるスープ』『穂高養生園が教えるやさしいおやつ』(世界文化社)がある。
穂高養生園:https://yojoen.com/