• 私らしく、新しいことに挑戦してみたい。チャレンジ精神をもって新しい仕事や暮らしを選ぶ。始まりは人との縁と小さな勇気からでした。東京から信州・下諏訪に拠点を移し、温泉宿での呼吸リトリートや出版、ワークショップなどを展開している「呼吸ラボラトリー」のアマミヤアンナさん。「自分から発信していく」ことをモットーに、新たな働き方と場づくりに取り組んでいます。
    (『天然生活』2024年6月号掲載)

    新しい道の新しいつながり

    東京で編集の仕事に携わっていたアマミヤアンナさん。

    暮らしの場を信州・下諏訪へと移してからは、“呼吸”を軸にした新たな活動が少しずつ広がっていきました。

    「自分から発信していく」ことが最近のモットー。

    人との出会いや思いつきを次々とかたちにしています。

    鍼灸師の友人と一緒にイベント

    東京時代から存在を知っていて、諏訪に来てから仲良くなった鍼灸ユニットmoxies(モクシーズ)と一緒に呼吸とお灸のリトリートを開催。

    画像: セルフ灸のワークショップではお灸の活用法を学べる。「呼吸と合わせると一気にゆるみます」

    セルフ灸のワークショップではお灸の活用法を学べる。「呼吸と合わせると一気にゆるみます」

    温泉宿で2日間、呼吸レッスンとお灸を使ったセルフケアのワークショップの両方を行っています。

    画像: ワークショップではmoxies考案・製作の「フード灸」と「コロ灸」の使い方も教わる。だれにでも使え、不調の改善に効果的

    ワークショップではmoxies考案・製作の「フード灸」と「コロ灸」の使い方も教わる。だれにでも使え、不調の改善に効果的

    「熱心に取り組んでくださる方が多く、回を重ねるごとに内容が深くなっています」

    版元になり出版する

    長年、編集者として仕事をしてきたアマミヤさん。新たな挑戦として、自らが版元になって印刷物を出版することに。

    画像: タロットカードの校正刷り。ケルマデックさんは幅広い分野の知識を基に人生の可能性を拡げるためのセッションや講座を行っている

    タロットカードの校正刷り。ケルマデックさんは幅広い分野の知識を基に人生の可能性を拡げるためのセッションや講座を行っている

    「以前、著書の編集担当をさせていただいたケルマデックさんのタロット講座を受けて、ものすごく感銘を受けたんです。いまはケルマデックさんのタロットカードと、タロットに関する本をつくっていて、夏から秋に出せたらいいなと」

    スタンドエフエムを始める

    スタンドエフエムとは、だれでも簡単にラジオのような音声配信ができるアプリのこと。

    画像: 日々の気づきや実験的試みほか、声による短い呼吸レッスンも行っている。「諏訪湖を眺めながら話すことも多いです」

    日々の気づきや実験的試みほか、声による短い呼吸レッスンも行っている。「諏訪湖を眺めながら話すことも多いです」

    アマミヤさんもこれを利用して1年前から「呼吸ラボラトリーの実験ラジオ」という番組を始めました。

    「呼吸レッスンの際の声がいいと褒められたことがあったのと、自分のための声のワークとして行っています。話すことで自分の思考が整理されてすっきりするんです」



    <撮影/ミズカイケイコ 取材・文/嶌 陽子>

    アマミヤアンナ(あまみや・あんな)
    「マーマーマガジン」編集部在籍中に加藤俊朗さんの呼吸法と出合う。加藤メソッドの呼吸法をベースに、整体やアロマテラピーで学んだことを生かし呼吸ワークを行っている。オンラインストア「lightfields8」も運営中。https://kokyulaboratory.com/

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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