梅とレモンでさっぱりいただく「大根サラダ」
蒸し暑くなる季節にぴったりの大根を使った副菜のご紹介です。
サラダ感覚で食べられる、さっぱりしたレシピです。
まず大根について、春から夏にかけての大根は冬と比べると辛味が増します。
今回のように生食で使う場合は、真ん中から葉に近い上の部分あたりを使うのが良いでしょう。
皮をむいたら、丸いまま2ミリ程度に薄くスライスします。私はスライサーを使っています。
スライスしたものは何枚かにくっつきがちなので、なるべく1枚ずつばらしながら、塩をまぶしてしばらく置きましょう。

スライスした大根は1枚ずつばらして
しんなりしたら、しっかりと揉みながら水分を絞ります。
絞れば絞るほど水分がでますが、これは大根のエキスなので、味噌汁の水分の一部に使っても良いと思います。
はちみつ梅を使ってほんのり甘い味に
味つけは、オリーブオイルと梅干しとレモンの搾り汁です。
私はほんのりと甘い味が好きなので、使う梅干しは「はちみつ漬け」タイプを使います。
塩漬けの梅干しをお使いの方は、最後に味の様子をみて、お好みではちみつを追加する方法もあります。

梅干しとレモンでさっぱりと。「はちみつ梅」を使うとほんのり甘い味に
冷蔵庫でよく冷やしてもおいしく、また、きゅうりの輪切りを混ぜ込んでも涼しげな見た目になります。
1本買ってもなかなか使いきれない大根も、このあえものならサラダ代わりにたくさん食べられそうですね。
「大根の梅レモンあえ」のつくり方

材料(つくりやすい分量)
● 大根 | 10cm分 |
● 塩 | 小さじ1/2 |
● 梅干し(はちみつ梅を使用、種を取ってたたく) | 2個 |
● レモン汁 | 大さじ1 |
● オリーブオイル | 大さじ1 |

つくり方
1 大根の皮をむき、スライサーなどで2mm程度の薄切りにする。

2 切った大根に塩をまんべんなくまぶし、室温で5分ほど置く。
3 大根の水けをしっかり絞り、梅干し、レモン汁、オリーブオイルをまぶす。


本多理恵子(ほんだ・りえこ)
料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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Rietta@稲村ケ崎
本多理恵子・Cook&Retreat@稲村ケ崎さんのブログです。最近の記事は「色をテーマにした料理サロン。5月は赤・6月は緑 *全クラス満席(画像あり)」です。
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