(『はちみつレモンレシピ:美容・健康・時短・うまみが詰まった万能調味料!』より)
はちみつは、疲労回復や整腸、抗菌作用にもアプローチ
はちみつの成分には、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、鉄など、食品ではなかなか取れないミネラルがたっぷり。ビタミンB群も含まれます。レモンには、言わずと知れたビタミンCはもちろんのこと、クエン酸やポリフェノールなどの成分も。つまり、はちみつレモンはスーパーフード! それぞれの栄養成分が合わさることで、美肌や疲労回復、風邪予防、生活習慣病予防など、さまざまな効果が期待できます。
はちみつレモンの作り方
防カビ剤不使用、ノーワックスのレモンとはちみつがあれば、誰でも簡単にはちみつレモンが作れます。1日以上おいて、レモンの水分が出てきたら使い時。

材料(つくりやすい分量)
● ノーワックスレモン | 約100g×2個 |
● はちみつ | 100g |
● 清潔な保存容器 | 容量350mL×1個 |
作り方
1 レモンを中央で半分に切り、それぞれをスライスする。

2 端の部分は果汁を搾る。種は除く。

3 清潔な保存容器の底にはちみつを少したらしたあと、スライスレモンを入れる。

4 レモンの表面が出ないよう、2の果汁と残りのはちみつを入れてよく混ぜ、1日以上おく。レモンから水分が出てきたら出来上がり。

POINT
◆上記の材料で大さじ12〜13杯のはちみつレモン調味料が作れます。
◆漬けた果肉も食べる調味料になります。もちろんそのままおやつとして食べてもOK。
◆ 冷蔵庫に保存し、1カ月を目安に使い切りましょう。
◆レモンによって水分が出にくい場合があります。出来上がったら一度味見をして、甘さが足りなければはちみつを、酸味が足りなければレモン果汁を足して調整してください。
◆市販のレモン果汁とはちみつでも作れます。ボウルにレモン果汁(濃縮)150mL、はちみつ200gを入れて混ぜ合わせたら出来上がり。その場合は、保存容器に入れて冷蔵庫で保存し、2カ月を目安に使い切りましょう。
【はちみつNEWS】
はちみつフェスタ2025開催!
今年で10周年を迎える、国内最大級のはちみつ尽くしイベントが、7月25日(金)〜27日(日)の3日間銀座で開催されます(入場無料)。
約50店舗が出店し、国産や海外産、ニホンミツバチのはちみつ販売の他、注目のミード、はちみつスイーツ、コスメ、ミツバチモチーフアクセサリーなどが並びます。
また銀座ミツバチプロジェクトの屋上ミツバチ見学会や、はちみつの食と美容のワークショップを土日に開催(有料・事前申込制)。真夏の疲労回復、免疫力アップの効果も期待できるはちみつ。お気に入りを探しにぜひお出かけください。
【開催日時】
7月25日(金)14:00~20:00 [金曜日は販売のみ]
7月26日(土)10:00~17:00
7月27日(日)10:00~16:30
【会場】
銀座紙パルプ会館フェニックスプラザ2階~3階
住所:東京都中央区銀座3丁目9−11
※銀座駅A12出口より徒歩2分
※東銀座駅、銀座一丁目駅、日比谷駅、JR有楽町駅より徒歩数分圏内
詳しくは、日本はちみつマイスター協会のホームページをご覧ください
https://83m.info/apps/note/2025-honeyfesta/
〈撮影/砂原 文 スタイリング/曲田有子 取材・文/竹田理紀(mineO-sha)〉
本記事は『はちみつレモンレシピ:美容・健康・時短・うまみが詰まった万能調味料!』(主婦と生活社)からの抜粋です
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はちみつレモンは、万能調味料
家庭で人気のおかずや煮込み料理、パスタ、ご飯、おやつと、はちみつレモンを調味料として存分に楽しむレシピを紹介します。
【もくじ】
■Part 1■はちみつレモンを作ろう
■Part 2■人気の定番おかず
■Part 3■柔らかジューシー肉のおかず
■Part 4■臭みさっぱり魚介のおかず
■Part 5■美容効果も期待! 野菜のおかず
■Part 6■うまみをプラス! パスタ&ご飯もの
■Part 7■さっぱりおいしいスイーツ&おやつ
はちみつレモンと食材の組み合わせで期待できる効果・効能別おかずINDEX
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河村千影(かわむら・ちかげ)
はちみつ料理研究家。一般社団法人日本はちみつマイスター協会代表理事。漢方スタイリスト。養生薬膳アドバイザー。ただ甘いだけじゃないはちみつの味わいや活用法、その健康や美容への効果などを協会主催の講座やワークショップ、薬膳料理教室、カルチャーセンターで教えている。はちみつと薬膳をかけ合わせた料理を提案。
インスタグラム@chikagekawamura