簡単につくれてごはんが進む!「さば味噌ふりかけ」
「これさえあればごはんがすすむ」という「ごはんのおとも」が常備されていると、心の平和がおとずれます。
ひとりごはんなら、白米と相性が良い「簡単なもの」がいくつかあれば至福の時間になります。
もちろん、納豆や明太子などの定番ものから岩のりやなめたけなど瓶に入ったものまでいろいろありますが、思いついたときにパパっとできる「自家製ふりかけ」をつくってみるのはいかがでしょうか?

ごはんのおともがあるだけで、ひとりごはんが至福の時間に
材料は「さばの味噌煮缶」のみ。
中味を砕きながら加熱して汁を煮飛ばし、最後にしょうゆで味をととのえます。
缶詰にあらかじめ味がついている味噌煮缶なので、面倒な味つけも必要ありません。
フライパンに入れてほぐしながら、5分もかからず完成します。

あらかじめ味がついているので調理も簡単
もちろん味変も可能です。
刻んだしょうがを入れて食感の変化をつけたり、少量のカレー粉を入れてスパイシーにするのもおすすめです。
これから暑くなるとお世話になる、「そう麺の薬味」にするのも面白いと思います。
調理の手間が減り、栄養も取れる「さばの味噌煮缶詰」

缶詰には、骨や皮もまるごと入っています。
そのままだと食べづらかったり気になることもありますが、細かく砕いてフレーク状にすれば骨も皮も全部気にせずいただくことができます。
栄養面を考えてもうれしいですね。
魚料理が乏しいというお悩みには、こんな小さな工夫をしてみてはいかがでしょうか?
「さば味噌ふりかけ」のつくり方

材料
● さばの味噌煮缶(市販) | 1/2缶 |
● しょうゆ | 大さじ1 |
● 白いりごま | 大さじ1 |
つくり方
1 フライパンにさばの味噌煮缶を汁ごとすべて入れて、砕きながら中火で煮飛ばす。

2 汁がほぼなくなりフレーク状になったら、しょうゆ(大さじ1)、白いりごま(大さじ1)を加えて軽く煮詰めたらでき上がり。

本多理恵子(ほんだ・りえこ)
料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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