物価の上昇や公共料金の値上がりなど、さまざまなことが変化している世の中のお金事情。天然生活のインスタグラムでアンケートを実施し、読者の皆さまが、暮らしのなかで行っている節約の工夫を教えていただきました。今回は「料理編」です。
(『天然生活』2024年7月号掲載)
(『天然生活』2024年7月号掲載)
みんなの「料理の節約術」
外食をやめて家ごはんの充実化を
コロナ禍をきっかけに外食はほぼナシに。
その代わり、私が料理教室に通って料理のレパートリーを増やしました。
イタリア料理とゆる精進料理の教室で、どちらも1回3,500円です。
スーパーの地産地消コーナーで地元野菜を買って、ゆる精進料理をつくったり、地元小麦粉を使ってピザをつくったり。
教室で習った料理を献立に反映させて、家族は大喜び。
外食に比べてずっと安上がりですよ。(Kさん)
食材のむだをなくして使い切り
食材の買い出しはメモを持って行き、「なんとなく」のものをかごに入れてしまわないようにしています。
それに加えて、家にあるものだけで料理する「無買デー」をつくったら、食費がかなり減りました。
食材のむだが出ない工夫も。野菜は買ってすぐに洗って切って、小分けにして冷凍します。
野菜炒め、味噌汁、炊き込みごはん用など、用途別に微妙に大きさを変えると便利。(まろんさん)

旬のものは安価で栄養も豊富
季節の野菜や果物、魚を積極的に食べるようにしています。
旬のものは、その季節に一番多く出回るものなので安いですし、味も濃く、栄養も豊富。
結果的に節約になると思います。(よしみさん)
真空シーラーが大活躍です
自宅で食材を真空パックできる「真空シーラー」を買いました。
魚や肉も小分けにして冷凍保存でき、長持ちします。
一気に届く宅配野菜は、冷凍の肉や魚とせいろで蒸すとたっぷり食べられて、食材使い切りにつながります。(Pさん)
〈イラスト/柿崎こうこ 構成・文/鈴木麻子〉
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです