• 物価の上昇や公共料金の値上がりなど、さまざまなことが変化している世の中のお金事情。天然生活のインスタグラムでアンケートを実施し、読者の皆さまが、暮らしのなかで行っている節約の工夫を教えていただきました。今回は「買い物編」です。
    (『天然生活』2024年7月号掲載)

    みんなの「買い物の節約術」

    買い物は現金で、支出の「見える化」を

    あえて現金でお金の管理をしています。

    以前は、クレジットカードも使っていたのですが、カードの「10%オフの日」「スーパーのポイント3倍日」などの特典につい乗り、節約しているつもりが逆に散財しているのでは?と思うようになり……。

    夫から「ポイントや安売りに踊らされて、それに使うお金や労力と、現金で普通に買い物をするコストを比べると、現金のほうが結果的に安いのでは?」といわれて納得。

    ポイントカードも、本当によく行くお店に絞って使っています。(Yさん)

    買い物に行く回数は最低限に

    買い物にはなるべく行かず「家にあるもので何ができるか?」と、ゲーム感覚で楽しんでいます。

    そこまで充実していない食材で、メインと副菜2種、翌日の弁当の段取りまでできたら「クリア!」という感じで達成感があります。(えーちゃんさん)

    画像: 買い物に行く回数は最低限に

    ひと月のお金を5つに分けて

    「1カ月に使っていい現金」を月の初めに用意。

    それを5つに分けて封筒に入れ、ひとつの封筒のお金で1週間やりくりします。

    緊急の出費は5つ目の封筒から。余ったら貯金に回します。(スノードロップ)

    高額の買い物は戦略的に

    5万円以上の買い物をするときは、その分の金額をほかで節約できるように工夫して、達成できてから

    ふだんの暮らしで欲しいものや必要なものをリストアップしてみて、そのなかに自分でつくれたり、リメイクできたりするものを探して実行。

    そこで浮いたお金を書き出していくのです。目標額に近づくまで、工夫は重ねます。

    たとえば最近は、リネンのカーテンや枕カバーは自分で縫い、アンティークのテーブルは家にあった古いテーブルの塗装を自分で剥離して代用。その分のコストを浮かせられました。

    そうしてコツコツ節約して「大物」を買うので、手に入れたときの満足感はひとしおです。(ゆうさん)


    〈イラスト/柿崎こうこ 構成・文/鈴木麻子〉

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



    This article is a sponsored article by
    ''.