• 元『装苑』編集長の德田民子さんは、現在79歳。 出版社を退職後、長野県安曇野に夫婦ふたりで移住し、緑を楽しみ、ときにはミシンで手を動かしながら、自分たちらしい暮らしをゆるやかに楽しんでいます。

    德田さんが最近気になるのは、花柄と、ハート模様

    クッションカバーも、季節や気分に合わせて、手づくりし、インテリアの模様替えを楽しみます。

    クッションカバーのハートのアップリケの生地はどちらもリバティ。

    「フリーハンドでハートの型をとり、ひとつひとつ形が違うところも、面白いです」と德田さん。

    画像1: 德田さんが最近気になるのは、花柄と、ハート模様

    さらに、デニム生地などで制作したのは、ハート型のコースター。色は、德田さんが大好きなブルーです。

    画像2: 德田さんが最近気になるのは、花柄と、ハート模様

    古布を捨てずに、好きな絵柄だけ再利用

    德田さんの自宅の庭には、野鳥たちが遊びに来る、ブルーの巣箱があります。

    春が来る前にきれいに掃除し、毎年、かわいい訪問者を待ちわびます。

    画像1: 古布を捨てずに、好きな絵柄だけ再利用

    さらに、庭のコーナーには、鳥たちのごはんにと、ひまわりの種を常備し、緑のチェックのクロスの上にスタンバイ。

    画像2: 古布を捨てずに、好きな絵柄だけ再利用
    画像3: 古布を捨てずに、好きな絵柄だけ再利用

    ここにも、德田さん流のひとさじのエッセンスを。使わなくなった生地にデザインされていたニワトリの絵柄がかわいくて、古い布地を捨てずにとっておいたそう。

    チョキチョキと、布から絵柄を切り取り、餌置き場にかけたクロスに愛嬌いっぱいのアップリケを施します。

    「ひらめいたら、まずは、ちゃちゃっとやってみます。できるだけ簡単にできるように、ジグザクミシンで縁をかがり、仕上げています」

    画像4: 古布を捨てずに、好きな絵柄だけ再利用

    暮らしをもっと楽しく、心地よく、より豊かにするのは、自分の「好き」を取り入れた、こんな手づくりのアイデアなのかもしれません。

    * * *



    <撮影/阿部 健>

    徳田民子(とくだ・たみこ)
    ファッションコーディネーター。元『装苑』編集長。2009年より長野県安曇野市在住。ベーシックなアイテムを生かしたスタイリッシュなファッションと、シンプルでセンスの光る暮らしぶりが人気。2025年8月6日に幻冬舎より、新刊『80歳、私らしいシンプルライフ』が発売予定。そのほか、著書に『別冊天然生活 德田民子さんの工夫のある家仕事』『別冊天然生活 德田民子さんのおしゃれと暮らし』(ともに扶桑社)など。

    別冊天然生活 德田民子さんのおしゃれと暮らし (德田民子・著/扶桑社)|amazon.co.jp

    別冊天然生活 德田民子さんのおしゃれと暮らし(德田民子・著/扶桑社)

    別冊天然生活 德田民子さんのおしゃれと暮らし(德田民子・著/扶桑社)|amazon.co.jp

    amazonで見る



    This article is a sponsored article by
    ''.