夏バテしがちな体を元気に!やさしい味わいの中華スープ
暑さと湿気で食欲も落ちてしまいがちな季節です。
手軽にできるそう麺は便利ですが、そればかりではなんとなく体から力が出ないような気もします。
そんなときには、しょうがを効かせたスープがおすすめです。
冷たいものばかりではなく、温かいものをおなかに入れて、夏の冷えを解消しましょう。

最盛期を迎え、赤く熟れたトマトをざく切りにして、たっぷりと使います。
つくり方は、最初にごま油で軽くしょうがを炒めて、香りを引き出します。
スープはしょうがの辛さを感じますが、最後に卵を加えることでやさしい味にまとまります。
体の中から元気になれる、暑い夏こそ食べたい「しょうが」
しょうがは胃腸の働きを整えたり、代謝を促進することで熱を下げたりする働きがあります。
厳しい暑さの夏こそ、積極的に取り入れたいですね。
さらに辛いのがお好きな方は、最後にすりおろした生のしょうがを加えるのもおすすめです。
しょうがの香りと辛さをダイレクトに感じ、体の中から温まるのを感じると思います。

味のアクセントとしては、お好みでブラックペッパーをかけたり、ラー油やタバスコで辛味を追加したりするのも良いでしょう。
暑い夏はこれから長く続きます。しょうがパワーで乗り切りましょう。
「トマトとしょうがの中華スープ」のつくり方

材料(2人分)
● トマト | 中1個(乱切り) |
● しょうが | 1かけ(細切りで大さじ1) |
● 卵 | 1個 |
● 水 | 350mL |
● 鶏ガラスープの素 | 大さじ1 |
● ごま油 | 小さじ2 |
● 塩こしょう | 適量 |
● 小ねぎ | 少々(小口切り) |
つくり方
1 鍋にごま油としょうがを入れて中火で熱し、香りがたったら水とトマトを入れる。


2 沸騰したら鶏ガラスープの素を加えて、溶き卵を回し入れる。

3 塩・こしょうで味を調え、器に注ぎ、小ねぎをちらす。

本多理恵子(ほんだ・りえこ)
料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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