• 料理研究家の松田美智子さんにガスパチョのつくり方を教えていただきました。夏野菜をたっぷり使ったスペインの冷製スープ。野菜のうま味とさわやかな酸味が食欲をそそり、夏にぴったりの一品です。

    トマトのこと

    画像: トマトのこと

    トマトは南米原産のナス科の野菜で、16世紀にヨーロッパに伝わり、現在では世界中で親しまれています。ビタミンCリコピンなどの抗酸化成分が豊富で、美容や健康にも効果的とされています。

    旬のトマトは、太陽の光をたっぷり浴びて育つため、糖度が高く、酸味とのバランスが絶妙。果肉はしっかりとしていてジューシーで、ひと口食べると濃厚なうま味と香りが口いっぱいに広がります。

    生でそのまま食べてもおいしいですが、加熱するとさらに甘味が引き立ち、スープやソースにもぴったりです。

    ガスパチョのつくり方

    画像: ガスパチョのつくり方

    玉ねぎやにんにくは辛みがあるので味見をして量を調整してください。食べる際にタバスコをかけてもおいしい。

    材料(3~4人分)

    画像: 材料(3~4人分)
    ● トマト2個
    ● にんにく1かけ
    ● セロリ1/2本
    ● きゅうり1本
    ● 玉ねぎ1/2個
    ● トマトペースト大さじ1~2
    ● 塩小さじ1
    ● 白こしょう少々
    ● レモン汁大さじ1~2

    つくり方

     トマトは包丁の先で芯をくり抜き、ざく切りにする。セロリは筋を引き、繊維を断ち切るように粗く切る。きゅうりは皮をむき、粗く切る。玉ねぎは芯を取り、ざく切りにする。にんにくは芽を取り除き、粗く切る。

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     フードプロセッサー(ジューサーやスティックミキサーでもよい)にのきゅうりとセロリを入れて撹拌する。玉ねぎの2/3量とにんにく半量、塩半量を入れてさらに撹拌する。このときスイッチのオンオフを繰り返すと機械に熱がこもらず、食材に空気が入り、なめらかに撹拌できる。味をみてトマト全量を入れ、残りの塩を加え、撹拌する。

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     トマトペースト、にんにくや玉ねぎの残りを加減しながら加え、さらに撹拌する。レモン汁、塩、こしょうを加えて撹拌し、器に盛る。食べる直前にオリーブオイルをかける。

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    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉

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    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
    インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

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    別冊天然生活『5つの調理法で大人の料理バイブル100』(松田美智子・著)

    画像: 夏野菜たっぷりの冷製スープ「ガスパチョ」|松田美智子の季節の仕事

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