トマトの和風サラダのつくり方

トマトの種をドレッシングに入れるのがポイント。トロっとしたドレッシングが具材とよくからみます。
材料(2人分)

● トマト | 1個 |
● 青じそ | 5枚 |
● みょうが | 1個 |
● 長ねぎ | 10cm |
●A | |
・しょうゆ | 大さじ2 |
・ごま油 | 大さじ1と1/2 |
・米酢 | 大さじ1と1/2 |
・味噌 | 小さじ1/2 |
・こしょう | 少々 |
つくり方
1 みょうがは根元を切り、縦に4等分し薄切りにする。長ねぎは縦半分に切り、芯を取り除き、4等分にして薄切りにする。青じそは縦に4等分にして、重ねて縦半分に折り畳み、薄切りにする。



2 小さな器にAを入れてよく混ぜ、ドレッシングをつくる。

3 鍋に湯を沸かし、十文字に切れ込みを入れたトマトを、皮が少しめくれるまで湯に入れる。氷水に取り、冷やして皮をむく。包丁の先で芯をくり抜く。


4 3のトマトを横半分に切り、種取り用のスプーンなどで種を取り出し、2のドレッシングに加える。



5 トマトの果肉は半球の状態で盛りつけられるよう一口大に切り、それぞれの器に盛る。1のみょうが、長ねぎをのせ、2のドレッシングをかけ、青じそをのせる。



トマトのこと

トマトは南米原産のナス科の野菜で、16世紀にヨーロッパに伝わり、現在では世界中で親しまれています。ビタミンCやリコピンなどの抗酸化成分が豊富で、美容や健康にも効果的とされています。
旬のトマトは、太陽の光をたっぷり浴びて育つため、糖度が高く、酸味とのバランスが絶妙。果肉はしっかりとしていてジューシーで、ひと口食べると濃厚なうま味と香りが口いっぱいに広がります。
生でそのまま食べてもおいしいですが、加熱するとさらに甘味が引き立ち、スープやソースにもぴったりです。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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