(『天然生活』2024年8月号掲載)
浩未メソッド「メイク編」
眉毛とまつ毛を足し、「黒」の要素で目元を締める
「『黒』は眉毛やまつ毛、つまり“毛”を整えてライン効果で目元をくっきりさせ、顔を引き締めるということです」
リアル大人の肌はたるみが原因で、とくに目周りの印象がぼやけ、弱くなります。
また眉や目の描き方にはトレンドがあるので、昔のままでは顔があか抜けません。
「眉は下側をストレートなラインに仕上げること。アイラインも目尻を跳ね上げないのがポイントです」
眉マスカラ
眉マスカラで一気に眉メイク完成

ブラシを寝かせて眉頭から眉尻へと水平ラインを引く

ブラシの先端で太さや眉尻の長さを整える。一度にべたっとつかないように
おすすめの眉マスカラ
眉毛が固まらないから、ふわっとした質感のまま、眉に色が加わる眉マスカラ。
デジャヴュ アイブロウカラー ナチュラルブラウン
小回りが利くミニブラシが、眉毛の根本をキャッチして立ち上げ、毛流れを整える。
パラドゥ スタイリングアイブロウカラー BR1
アイライナー
色は黒ではなく、グレーやブラウンで軽やかに
空いた手で目尻を持ち上げ、目の際に沿ってラインを描き、目尻は跳ね上げず、水平のまま長めに。

おすすめのアイライナー
強い筆圧をかけても、極細ラインが安定して描ける絶妙なコシのある筆が魅力。
ケイト スーパーシャープライナーEX4.0 GY-1
透け感のある色でおしゃれな目元に仕上げる。発色のよさと色持ちも特徴。
EYE OPENING LINER グレー
細かい部分は10倍鏡で
リアル大人は細かい部分が見えづらいので拡大鏡が必須。アイラインやマスカラが使いやすくなる。
KOBAKO コスメティックミラー
<撮影/林 紘輝 ヘア&メイク・モデル/山本浩未(steam.) 構成・文/今井 恵>

山本浩未(やまもと・ひろみ)
ヘア&メイクアップアーティスト。1964年生まれ。広島県出身。資生堂で活躍し、フリーに。著書に『60歳ひとりぐらし 毎日楽しい理由』(小学館)など。インスタグラム@hiromicoy
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです