枝豆のカリカリチーズ焼きのつくり方

少し冷めると、よりカリッとした食感になる。
材料(つくりやすい分量)

● 枝豆(蒸しゆでして、薄皮をむく) | 1カップ |
● パルメザンチーズ | 1カップ |
● 薄力粉 | 小さじ1 |
● オリーブオイル | 大さじ1 |
つくり方
1 ボウルに枝豆を入れ、半量の薄力粉をまぶす。パルメザンチーズと残りの薄力粉を加えてよく混ぜる。

2 フライパンを弱火でゆっくり熱し、薄く油をひき、1をお玉一杯分の丸型に焼く。この時、枝豆の間にチーズが入るように形を整えながらゆっくり焼く。

3 焼き色がついたら返し、へらなどで押しつけて両面に焼き色をつける。焼き色がついたら、器に盛る。


枝豆のこと

枝豆は、大豆が未成熟のうちに収穫されたもの。出回りのピークは7〜8月で、塩ゆでした枝豆は夏の定番おつまみとして親しまれています。
タンパク質が豊富なうえ、ビタミンB1が多く含まれ、疲労回復や代謝促進に効果的。食物繊維も豊富で、腸内環境を整える働きがあります。さらに、鉄分やカリウムも含むので、積極的に取り入れたい食材です。
最近は「だだちゃ豆」や「湯あがり娘」など、風味や甘さに特徴のある品種が人気。店頭ではさやに分けて袋に入ったものもありますが、“枝つき“のものは鮮度が保たれうま味や甘味が逃げにくいため、よりおいしく味わえます。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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