枝豆ソーメンチャンプルのつくり方

ゆであがったそう麺にごま油をまぶしておくと、炒めるときにくっつきにくい。
材料(2人分)

● 枝豆(蒸しゆでして、薄皮をむく) | 1/2カップ |
● そう麺 | 2束 |
● ごま油 | 大さじ2 |
● にんにく(みじん切り) | 小さじ1 |
● ナンプラー | 大さじ1 |
● 青ねぎ(小口切り) | 1/4カップ |
つくり方
1 鍋に湯を沸かし、そう麺を入れて1分ほどかき混ぜながらゆでる。火を止め、ふたをして30秒蒸らす(そう麺の太さで加減する)。ざるにあげて水でよく洗い、ぬめりを取り水けを切る。半量のごま油を加えてあえる。


2 フライパンに残りのごま油とにんにくを入れ、中火にかける。香りが出てきたら1を加え、へらと箸で空気を含ませるように炒める。枝豆、ナンプラーを加え、さらに炒める。

3 火を止め、青ねぎを加えてこしょうをふり、器に盛る。

枝豆のこと

枝豆は、大豆が未成熟のうちに収穫されたもの。出回りのピークは7〜8月で、塩ゆでした枝豆は夏の定番おつまみとして親しまれています。
タンパク質が豊富なうえ、ビタミンB1が多く含まれ、疲労回復や代謝促進に効果的。食物繊維も豊富で、腸内環境を整える働きがあります。さらに、鉄分やカリウムも含むので、積極的に取り入れたい食材です。
最近は「だだちゃ豆」や「湯あがり娘」など、風味や甘さに特徴のある品種が人気。店頭ではさやに分けて袋に入ったものもありますが、“枝つき“のものは鮮度が保たれうま味や甘味が逃げにくいため、よりおいしく味わえます。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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