• ものを“所有”することにこだわらず、借りたり、回したり。節約にもなり、新しい価値や楽しみも生まれる活動は、自分にも社会にもよい影響を与えます。そんな取り組みについて、「OURHOME」主宰のEmiさんに、実践していることを聞きました。
    (『天然生活』2024年11月号掲載)

    教えてくれた人:Emiさん

    画像: OURHOME・Emiさんの「エコな節約」アイデア3つ。持たない暮らし、捨てない工夫

    「不用品がたまり空気がよどむより、レンタルや譲渡で風が通り抜ける空間が理想の暮らしです」

    [家電]
    夏の間だけ冷凍庫をレンタル

    今年の夏、会社で使うために冷凍庫をレンタルした整理収納アドバイザーのEmiさん。

    「買うと22,000円ほどでしたが、4カ月のレンタルで12,000円ほどで済みました(※取材時)。どのくらいのサイズがちょうどいいか確認できましたし、使わない時期は収納スペースも不要なので、レンタルはむだのないよい方法ですね」

    ●レンティオ/レンティオ

    [衣類]
    「譲るマーケット」で子ども服をスタッフに回す

    画像: [衣類] 「譲るマーケット」で子ども服をスタッフに回す

    すぐにサイズが合わなくなる子ども服は、年に2回ほど会社のスタッフに譲っています。

    「売るのは手間と時間がかかるし、せっかくならば欲しいといってくれるスタッフの子どもに着てもらえたらうれしいな、と。譲った服を着ている写真を見せてもらえるなど、よいコミュニケーションにもなっています」

    [趣味]
    スーツケースはレンタルがむだなし

    画像: [趣味] スーツケースはレンタルがむだなし

    年間で使う日数は限られているのに、購入すると値段が張り、収納にも困る大きなスーツケースは、もっぱらレンタルで(7日間6,000円など各種あり※取材時)。

    「旅の前日に届き、帰宅の翌日に戻すので、強制的に片づけも終わります。色を選べませんが、自分で買うなら絶対に選ばないような色を使えるのも楽しいです」

    ●アールワイレンタル/日本鞄材



    〈イラスト/はまだなぎさ 取材・文/長谷川未緒〉

    Emi(えみ)
    整理収納アドバイザー。暮らしとオリジナルウェアの店「OURHOME」主宰。著書に『今日から変わる わたしの24時間』(大和書房)など。

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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