(『ariko流 大人のズボラごはん どんなに忙しくても、おいしいものが食べたい!』より)
時間がないときのお助けアイテム
困ったら「ステーキ」
インスタグラムのフォロワー数23万人超え、食いしん坊な大人たちから圧倒的な支持を集める人気料理家のarikoさん。
ファッションエディターとして、料理家として、忙しい日々を過ごしながらも、「どんなときでもおいしいものが食べたい!」と、料理をつくり続けてきました。
そんなarikoさんにとって、時間がないときのお助けアイテムNo.1は、ビーフステーキ。焼くだけで家族に喜ばれて、手抜きとは思えないごちそう感が出るから偉大なのだそう。
大きめのものなら1枚でも、2人分に充分なボリューム感が出るのもうれしいポイント。
焼いた肉を薄く切って、葉野菜やチーズと盛り合わせて「タリアータ」にしたり、しょうゆ入りのオニオンソースをかけて和風にしていただいたりと、アレンジは自在。
こちらの記事では、arikoさんのレシピの中から、さっとつくれるのに豪華な気分になれる「ステーキピラフ」のつくり方をご紹介します。
ステーキピラフのつくり方

〈撮影/ariko〉
ステーキ肉1枚で2人分できるメニューとして、こちらもおすすめ。チャーハン感覚でつくれるけど、気分はずっと豪華。みょうがやパセリを散らすのもいいですよ。
材料(2人分)
● 牛赤身肉(ステーキ用・厚さ約1.5cmのもの) | 1枚(約200g) |
● 温かいごはん | 茶碗2杯分(約300g) |
● しめじ | 小1パック(約100g) |
● 玉ねぎのみじん切り | 1/4個分 |
● にんにくのみじん切り | 1かけ分 |
● 洋風スープの素(コンソメ・顆粒) | 小さじ1 |
● 万能ねぎ、みょうがの小口切り | 各適宜 |
● 好みでゆで卵 | 2個 |
● 塩、粗びき黒こしょう、オリーブオイル、バター、こしょう |
つくり方
1 しめじは石づきを切ってほぐす。牛肉を室温に10分ほど置いて水けを拭き、両面に多めの塩(小さじ1/4~1/3)と粗びき黒こしょう少々をふってなじませる。
2 フライパンにオリーブオイル小さじ2を入れて中火で熱し、牛肉を入れて焼き色がつくまで両面を1分~1分30秒ずつ焼く。アルミホイルに取り出して包み、肉汁が落ち着くまで室温でやすませる(5〜6分)。
3 肉を焼いたフライパンにバター大さじ2を入れて中火にかけて溶かし、玉ねぎとにんにくを炒める。玉ねぎが透き通ったらしめじを加えてしんなりするまで炒め、塩小さじ1/2、こしょう少々、スープの素を加えて混ぜる。ごはんを加えて切るように混ぜ、器に盛る。
4 ステーキと好みでゆで卵を食べやすく切り、3の器にのせる。万能ねぎやみょうがを散らす。
本記事は『ariko流 大人のズボラごはん どんなに忙しくても、おいしいものが食べたい!』(オレンジページ)からの抜粋です
* * *
★自分を労いたい夜にふさわしい、ariko流簡単ごはん★
インスタグラムフォロワー23万超の人気料理家ariko(@ariko418)による、こだわる大人も満足できる「ズボラごはん」集。忙しくてもおいしいものをあきらめたくない人を、センスと知恵で全面サポートします!

ariko(ありこ)
『CLASSY.』『VERY』などのファッションエディターでありながら、Instagram を中心に料理家としても活躍。23万超のおいしいもの好きから圧倒的な支持を集めている。働きながら家族の食事を作りつづけた経験から、忙しい人に役立つ料理のアイディアも豊富。近著に『添乗員 ariko まだまだ日本のおいしい旅』(講談社)、『ariko の整うごはん』(光文社)など。
インスタグラム:
@ariko418