いつまでも元気に若々しく過ごしたい人にとって、タンパク質はとても重要な栄養素です。料理家で栄養士の長谷川弓子さんに、効率的に、手軽に、そしておいしく、日々の献立に取り入れるためのレシピ「豆腐とわかめの味噌汁」のつくり方を教わります。
(『天然生活』2024年11月号掲載)
(『天然生活』2024年11月号掲載)
健康になるタンパク質ごはん
豆腐とわかめの味噌汁のつくり方
基本は一汁二菜の献立で、さまざまな食材をバランスよく。
汁物の具に栄養たっぷりの食材を使えば、簡単に補充できます。

1人分
・エネルギー 59kcal
・タンパク質 5.1g
・脂質 2.7g
・炭水化物 3.8g
・食物繊維 0.9g
・カルシウム 61mg
・鉄 0.9mg
・塩分 1.5g
材料(2人分)
● 木綿豆腐 | 1/3丁(100g) |
● 塩蔵わかめ(水でもどしたもの) | 15g |
● だし汁 | 300mL |
● 味噌 | 20g |
● 長ねぎ(小口切り) | 少々 |
つくり方
1 豆腐は1cm角に切る。わかめは水でもどして2cm長さに切る。
2 鍋にだし汁を入れて中火にかけ、ひと煮立ちしたら火を止め、味噌を溶き入れる。
3 2に1を加えて再び火にかけ、煮えばなを器によそい、長ねぎを散らす。
〈タンパク質ごはんのポイント〉
豆腐はタンパク質が豊富なので、ぜひ活用したい食材。不足しがちな海藻は、汁ものに入れるなどして、摂取しましょう。
〈料理・スタイリング/長谷川弓子 撮影/山田耕司 取材・文/尾﨑真佐子〉
長谷川弓子(はせがわ・ゆみこ)
料理家・栄養士。近茶流宗家・柳原一成氏、柳原尚之氏に師事し、日本料理を学びながら、「柳原料理教室」のアシスタントを務めた。現在、聖徳大学短期大学部の准教授として、調理実習などの授業を担当している。著書に、『季節の魚料理』(扶桑社)がある。
インスタグラム@haseyumi79
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです