• いつまでも元気に若々しく過ごしたい人にとって、タンパク質はとても重要な栄養素です。料理家栄養士長谷川弓子さんに、効率的に、手軽に、そしておいしく、日々の献立に取り入れるためのレシピ「豆腐ハンバーグ えのきあんかけ」のつくり方を教わります。
    (『天然生活』2024年11月号掲載)

    健康になるタンパク質ごはん
    豆腐ハンバーグ えのきあんかけのつくり方

    タンパク質が豊富な豆苗を添えた、豆腐ハンバーグ。

    きのこでミネラル補給すれば、吸収率もアップします。

    画像: 健康になるタンパク質ごはん 豆腐ハンバーグ えのきあんかけのつくり方

    1人分
    ・エネルギー 336kcal
    タンパク質 21.3g
    ・脂質    17g
    ・炭水化物  20.9g
    ・食物繊維  1.8g
    ・カルシウム 66mg
    ・鉄     1.9mg
    ・塩分    3.1g

    材料(2人分)

    ● 鶏ひき肉150g
    ● 長ねぎ(みじん切り)5cm分
    ● 木綿豆腐1/3丁(100g)
    ● パン粉20g
    ● 塩小さじ1/2
    ● 溶き卵1/2個分
    ● サラダ油大さじ1
    ● えのきだけ40g
    A
    ・だし汁100mL
    ・しょうゆ大さじ1
    ・みりん大さじ2
    ・砂糖小さじ1
    ● 片栗粉小さじ2
    〈つけ合わせ〉
    ・豆苗40g
    ・ごま油小さじ2
    ・塩少々

    つくり方

     つけ合わせをつくる。豆苗は半分の長さに切り、フライパンにごま油をひいて軽く炒め、塩をふる。

     豆腐は、キッチンペーパーで軽く水けをふき、ほぐしておく。えのきは根元を切り落とし、半分に切る。

     小鍋にAを入れて沸かし、のえのきを加えて軽く煮る。同量の水で溶いた片栗粉を入れてとろみがついたら火を止める。

     ボウルに、ひき肉、塩を加えて粘りが出るまで練る。長ねぎ、パン粉、溶き卵、の豆腐を加えて均一になるように混ぜる。水を薄く塗った手に半量を取り、左右の手のひらにたたきつけるようにして空気を抜き、楕円形に整える。残りも同様に成形する。

     フライパンにサラダ油をひいて中火にかけ、を入れて焼く。焼き目が付いたら裏返し、両面に焼き色が付いたら弱火にして、ふたをして火が通るまで焼く。

     を器に盛り、をかけ、を添える。

    〈タンパク質ごはんのポイント〉
    豆腐と鶏肉はタンパク質が多い代表的な食材ですが、実は豆苗にも含まれています。ハンバーグは大根おろしで食べてもよいですが、ミネラルが豊富なえのきのソースで、タンパク質の吸収を促します。



    〈料理・スタイリング/長谷川弓子 撮影/山田耕司 取材・文/尾﨑真佐子〉

    長谷川弓子(はせがわ・ゆみこ)
    料理家・栄養士。近茶流宗家・柳原一成氏、柳原尚之氏に師事し、日本料理を学びながら、「柳原料理教室」のアシスタントを務めた。現在、聖徳大学短期大学部の准教授として、調理実習などの授業を担当している。著書に、『季節の魚料理』(扶桑社)がある。
    インスタグラム@haseyumi79

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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