ほうれい線対策をさらに強化したい方は、こちらのトレーニングもプラスするといいでしょう。
3.頬のリフトアップトレーニング
口角から目尻にかけて走る筋肉(小頬骨筋)を、片側ずつ持ち上げるトレーニングです。少し難しいので、「ストロートレーニング」を2週間ほど続け、頬の筋肉を鍛えてから、取り組むといいでしょう。
「半年から1年ほど続けると、頬の筋肉がしっかり動くようになってきます」と小鳥遊さん。その後は、毎日ではなく思いついたときに行うだけでもOKなのだとか。気軽に取り組んでみてください。
1 口角を持ち上げる
口元を緩めた状態から、目尻に向かって片側の口角を、3秒間かけてグーッと上げる。このとき、口元に力を入れるのではなく、頬の筋肉で持ち上げるようにする。

頬をちぢめて引き上げていくイメージ
2 指で押さえて3秒キープ
口角を上げきったら、ほうれい線が寄らないように指で押さえる。そのまま3秒間キープし、指を添えたままゆっくりと口角を下ろす。左右ともに3回ずつ行う。

※口角を持ち上げる際は、下の歯が見えないように、また、あごにシワが入らないように気をつける。
※目の形が変わるのは、目元に力が入っている証拠。目の形が変わらないよう注意。
1セット(左右3回)で完了。これを1日1回行う。
〈これはNG!〉
×目の形が変わる

目がつられて細くなってしまわないように注意
×下の歯が見える、あごにシワが入る

口元に力が入ると、下の歯が見えたりあごにシワが入る。口角は横に広がるだけで上がっていない
〈動画で解説!〉 頬のリフトアップトレーニング
〈撮影/山田耕司 取材・文/諸根文奈〉

小鳥遊ゆう(たかなし・ゆう)
美顔トレーナー。表情筋トレーニングレッスン講座の講師を務めるほか、メディア監修を行う。これまでに、笑顔や長顔に悩みを持つ300人以上の受講者を指導。「年齢を重ねたり歯並びが原因で、表情筋は衰えやすい。そんな方々の悩みを改善するお手伝いができたら」との想いで、活動を続けている。
インスタグラム:
@yu_takanashi_beauty



