• 冬のある日、バルト三国のひとつリトアニア共和国を訪れた菓子研究家長田佳子さん。奥深き自然や心豊かな人々との出会いを、お菓子に込めて伝えてもらいました。今回教わるのは、冷やし固めるだけでできる「なまけもののケーキ」のつくり方です。
    (『天然生活』2024年3月号掲載)

    リトアニアの素朴なお菓子
    なまけもののケーキのつくり方

    温めた材料を混ぜ、冷やし固めるだけで完成。

    余ったクッキーのリメイクにおすすめ。

    画像: リトアニアの素朴なお菓子 なまけもののケーキのつくり方

    材料(つくりやすい分量)

    ● クッキー200g
    ※市販のもので可
    ● バター(食塩不使用)100g
    ● エバミルク100g
    ● きび砂糖5g程度
    ● カカオパウダー大さじ3
    ● ケシの実小さじ1
    ● ドライタイム2枝分程度

    つくり方

     クッキーをボウルに入れ、めん棒などで粗くくだく。

     鍋にバター、エバミルク、きび砂糖を入れて火にかける。バターが溶けて、全体がなじんだら、カカオパウダーを加えて、ホイッパーでよく混ぜる。

     とケシの実、タイムの葉をちぎり入れ、ゴムべらで混ぜる。

     をクッキングシートに包み、適当な楕円に成形したら冷蔵庫に入れ、ひと晩冷やし固めてでき上がり。

    『別冊天然生活 はじめての、やさしいお菓子』(長田佳子・著/扶桑社・刊)

    画像: リトアニアの素朴なお菓子「なまけもののケーキ」のつくり方。余ったクッキーで“うれしいリメイク”まぜて冷やし固めるだけのかんたんお菓子/菓子研究家・長田佳子さん

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    〈料理・スタイリング/長田佳子 撮影/在本彌生 取材・文/玉木美企子 取材協力/リトアニア政府観光局、LOT ポーランド航空 器協力/LTshop〉

    長田佳子(おさだ・かこ)
    菓子研究家。パティスリーやレストランにて修業を重ねたのち、2015年foodremediesとして独立。ハーブやスパイスを巧みに用いた滋味あふれるお菓子レシピが好評。2021年より山梨県甲州市にて不定期オープンのラボ「SALT and CAKE」を主宰。近著『はじめての、やさしいお菓子』(扶桑社)が好評発売中。 https://foodremedies.jp

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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