hana’s memo

かぼちゃがおいしい季節。

私は「栗マロン」という品種が大好きで、スライスしてからグリルで焼き、かぼちゃの甘みとホクホク感を楽しんでいます。

今回は、栗マロンの甘みを最大限に活かして、季節のデザート「パンプキンパイ」をつくりました。

スパイスを効かせ、ブラウンシュガーでコクのある甘さを演出。

レシピで使用した栗マロンかぼちゃはもちろん、ほかの品種で代用してもOKです。

その場合、かぼちゃの甘さを見ながら砂糖の分量を調整してみてくださいね。

「パンプキンパイ」のつくり方

材料（直径18cmのパイ皿1台分）

下準備

＊バターは2cm弱の角切りにする（使うまで冷蔵庫で冷やしておく）。

＊パイ生地用の水は使う直前まで冷蔵庫で冷やしておく。

＊かぼちゃは種を取り除いて皮をむき、やわらかくなるまで10分ほど蒸す。熱いうちにつぶして、ざるで漉す（350gほどになる）。

つくり方

１　パイ生地をつくる。フードプロセッサーに薄力粉、バター、きび砂糖、塩を入れて混ぜ合わせる。

２　冷やしておいた水を１に加え、生地がまとまるまでさらに混ぜる。

３　フードプロセッサーから２を取り出し、手でひとまとめにする。あとで伸ばしやすいように少し平らにし、ラップで包み、冷蔵庫で1時間ほど寝かせる。

４　かぼちゃフィリングをつくる。ボウルに漉したかぼちゃ、ブラウンシュガー、シナモンパウダー、ナツメグパウダー、ジンジャーパウダーを入れて、泡立て器で混ぜ合わせる。

５　４に牛乳、生クリーム、溶き卵を加えてさらに混ぜる。

６　パイ生地を成形する。作業台とめん棒に打ち粉をし、冷蔵庫から３を取り出して5mmほどの薄さまで伸ばす。

７　直径18cmのパイ皿を逆さにして生地にのせ、皿の縁から4cmほどを残して生地を切る。皿を戻し、生地をのせる。

［はなよりひと言］

残ったパイ生地は型で抜き、パンプキンパイを焼いたあとに180℃のオーブンで15分ほど焼きます。

８　７で4cmほど残した部分を、指で波形にととのえる。

９　５を８に流し込む。

10　200℃のオーブンで30分ほど焼く。180℃に温度を下げて、さらに5分ほど焼く。

11　室温まで冷ましてから切り分ける。飾り付け用の生クリームときび砂糖を混ぜて、パイにかける。

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はな
モデル・タレント。神奈川県横浜市出身。17才からモデル活動を始める。現在は、ファッション誌で活躍するかたわら、FMヨコハマ「Lovely Day♡～hana金～」のナビゲーターも務めるなど、幅広く活躍している。趣味はお菓子づくりや茶道、仏像鑑賞。著書に『はなのお菓子』（扶桑社）、『はなと学ぶ パンダに会いに行くための中国語』（白水社）、『今日もお稽古日和』『はな、茶の湯に出会う』（ともに淡交社）、『hana’s style book』（宝島社）、『ちいさいぶつぞう　おおきいぶつぞう』（幻冬舎）、『おくるおかし』（集英社）など。共著に『ニッポン茶室ジャーニー』（淡交社）、5月に『はなと毎日パンダの 中国パンダ旅』（白水社）が発売予定。
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