• 60代を迎えた料理応援家の本多理恵子さん。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、フライパンでつくれる「パン耳キャラメルラスク」のお話です。

    パンの耳でつくる、簡単キャラメルラスク

    サンドイッチをつくったときなど、パンの耳だけあまるときがあります。

    パンの耳の活用にはいろいろなレシピがありますが、私はちょっと口さみしいときにつまめるラスクをつくっておきます。

    ジッパー式保存袋に入れて、乾燥材を入れたら、1週間くらいサクサクカリカリの状態でいただけます。

    ラスクはオーブンやトースターで焼き上げるレシピもありますが、このレシピはフライパンひとつでつくれます。

    画像: サクサク食感が楽しい、キャラメルラスク

    サクサク食感が楽しい、キャラメルラスク

    パンの水分を飛ばすために、最初に電子レンジでパンを加熱して冷ましておくのがポイントです。

    キャラメルソースの配合は「砂糖とバターが同量」です。強火でフライパンをゆすりながら、ちょうど良いキャラメル色になるまで加熱し、火を切ってから冷めたパンを加えて、全体にキャラメルソースをなじませれば完成。

    固まる前にクッキングシートなどに広げて冷ましましょう。少し時間が経つとカリカリになります。

    このとき、味見をして甘さが足りないと感じたら、グラニュー糖を振りかけて甘さをお好みに調節しましょう。

    食べ出すとついつい手が止まらなくなるのが難点ですが、パンの耳があまったら、ぜひ思い出していただきたいレシピです。

    「パン耳キャラメルラスク」のつくり方

    画像: 「パン耳キャラメルラスク」のつくり方

    材料(つくりやすい分量)

    ● パンの耳6枚分(8枚切り食パン)
    ● バター(有塩)大さじ3
    ● 砂糖(グラニュー糖)大さじ3
    画像: 材料(つくりやすい分量)

    つくり方

     パンの耳は3等分の長さに切ってクッキングシートに広げ、600Wの電子レンジで1分半加熱して、冷ましておく。

    画像1: やみつき!「パン耳キャラメルラスク」のつくり方。フライパンひとつでかんたん“食べだしたら止まらない”サクサクおやつ|本多理恵子の「50代からは“手抜き”と“息抜き”」
    画像2: やみつき!「パン耳キャラメルラスク」のつくり方。フライパンひとつでかんたん“食べだしたら止まらない”サクサクおやつ|本多理恵子の「50代からは“手抜き”と“息抜き”」

     フライパンにバターと砂糖を強火で熱し、バターが溶けたらときどきフライパンをゆすりながら、キャラメル色になるまで加熱する。

    画像1: つくり方

     火を切って、冷めたパンを加えて全体をからめる。

    画像2: つくり方

     クッキングシートにを重ならないように広げて冷ます。(甘さが足りないときは、追加で砂糖を振りかける)

    画像3: つくり方


    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。

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    ● Voicy:@cafe.rietta
    ● ブログ:https://ameblo.jp/caferietta/

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