(『天然生活』2024年12月号掲載)
サステナブルなアイデア 01
交通機関にリサイクル素材
スウェーデン・マルメ市のバスの燃料は、なんとバナナの皮やコーヒーかすなどの食料廃棄物。

マルメ市のバス
特急列車が通る橋の一部は、市民が分別した缶詰の缶をリサイクルした素材が使われている。

特急列車が通る橋
サステナブルなアイデア 02
リサイクルのうれしい仕組み
スーパーマーケットでペットボトルをリサイクルに出すと、買い物に使えるチケットをその場で受け取ることができる。
「一人ひとりの意識に任せるだけでなく、思わずリサイクルしたくなる仕組みも大切ですね」


サステナブルなアイデア 03
豊かなプラントベースの食事
デンマークのクリスチャニア自治区にある、人気のビーガンレストランを訪問。
「盛り合わせのサラダやカレーなど、どれも本当においしい。仕入れた食材に合わせてメニューが日々変わる様子にも共感しました」

サステナブルなアイデア 04
受け継がれる古道具
マルメ市内の各所で「何度も立ち寄った」セカンドハンドのショップで購入した品々。
「新しいものを買うよりも、大切に使われていた古いものを受け継ぐ習慣が息づいていることを感じました」

サステナブルなアイデア 05
移動は自転車で
街でも森の中でもよく目にしたのが、人々が自転車で移動する風景。
「多少の距離なら電車も使わずに、自転車で移動していました。太陽の光を浴びることができる季節はできるだけ外で過ごしたい、との思いもありそうです」

〈撮影/長田佳子 構成・文/玉木美企子〉
長田佳子(おさだ・かこ)
菓子研究家。ハーブやスパイスを用いた滋味あふれる菓子レシピに定評。2021年からは山梨県にてラボ「SALT and CAKE」を主宰している。著書『はじめての、やさしいお菓子』(扶桑社)が好評発売中。 https://foodremedies.jp
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです





