ほんの少しの手間で、食べ応えも栄養もアップ!
朝食がトーストとコーヒーだけですませる時の罪悪感は否めません。たとえおいしいバターやジャムを添えたとしても、なんとなくバランスの悪さや栄養不足を感じてしまいます。
そんなときは、トーストをちょっとだけボリュームアップしてみましょう。しかも、忙しい朝にうれしい簡単レシピです。
ブロッコリーはつぼみの部分だけでなく、皮をむいた茎の部分も使います。甘くておいしいので、ぜひ無駄なくお使いください。
ブロッコリーはゆでずに生のまま使うので、5mm角くらいに細かく切ります。同じように、ちくわも大きさをそろえて切ってください。見た目のバランスの良さと食べやすさのためです。
生のブロッコリーにチーズをかぶせて蒸し焼きするので、ほどよい歯ざわりと甘さが際立ちます。

パンに、ちくわ・ブロッコリー・チーズをのせて焼けば、ボリューム満点な朝ごはんに!
ちくわからうま味が出るので、調味料はシンプルにマヨネーズと溶けるチーズだけです。
あとはトースターでお好みの焼き色がついたら完成。仕上げにブラックペッパーを振りかけると、アクセントが効いてちょっと大人の味になります。
今回はイングリッシュマフィンを使いましたが、食パンやバゲットなど、いろんなパンで試してみると雰囲気や食感が変わって楽しめます。
味変をしたい時は、マヨネーズに小さじ1/2のコチュジャンを混ぜることもあります。ちょっと甘辛になって一層「おつまみ感」が増します。面白い組み合わせですが、とてもおすすめなので、ぜひお試しください。
「ちくわとブロッコリーのイングリッシュマフィン」のつくり方

材料(1人分)
| ● イングリッシュマフィン | 1個 | 
| ● ブロッコリー | 小房2つ | 
| ● ちくわ | 1本 | 
| ● マヨネーズ | 小さじ2 | 
| ● チーズ(溶けるタイプ) | 15g | 
| ● 黒こしょう | 適量 | 

つくり方
1 マフィンは手で2つに割り、ブロッコリーとちくわは粗みじん切りにする。
2 マフィンの上にブロッコリーとちくわをのせて、マヨネーズをかけ、一番上にチーズをのせる。

3 トースター(220℃)でチーズに焼き色がつくまで焼く。お好みでブラックペッパーをふってどうぞ。

本多理恵子(ほんだ・りえこ)
料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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