• 離れて暮らす家族や気心知れた友人などを招く、肩肘張らない、いつものおもてなし。「おもてなしといえばコレ」というレシピを料理家の柳瀬久美子さんに教えていただきました。今回は、エスニック風ロールキャベツです。
    (『天然生活』2019年10月号掲載)

    エスニック風ロールキャベツのつくり方

    画像: 食べごたえを感じる粗びき肉にふんだんのスパイスで香りよく。前日の晩にキャベツに包む工程まで済ませれば、当日は煮込むだけ。

    食べごたえを感じる粗びき肉にふんだんのスパイスで香りよく。前日の晩にキャベツに包む工程まで済ませれば、当日は煮込むだけ。

    材料(6人分)

    〈肉だね〉
    ・ 牛ひき肉(粗びき)600g
    ・ 塩小さじ1強
    ・ 玉ねぎ(みじん切り)1/2個分
    ・ にんにく(みじん切り)1片分
    ・ 香菜の根(あれば・みじん切り)1~2本分
    ・ こしょう適量
    ・ カイエンヌペッパー小さじ1/4
    ・ コリアンダーシード、クミンシード各小さじ1
    ● キャベツ約12枚
    ● かぶ3個
    ● ズッキーニ1本
    ● トマト2個
    A
    ・ 水300ml
    ・ クミンシード、コリアンダーシード各小さじ1
    ・ シナモンスティック1本
    ・ 塩小さじ1弱
    ・ はちみつ大さじ1
    ● クスクス200g
    ● ドライレーズン30g
    ● オリーブオイル25g
    ● 塩小さじ1/4

    つくり方

     キャベツは1枚ずつ塩少々(分量外)を入れた熱湯で湯通しし、冷水に取って水けをきる。

     ボウルに牛肉と塩を入れ、粘りが出るまでしっかり練り、肉だねの残りの材料を加えて全体をよく混ぜたら12等分する。

     でひとつずつ包み、巻き終わりを下にして厚手の鍋に並べる。かぶは半分、ズッキーニは6等分、トマトはざく切りにして上にのせる。

     別の鍋にAを入れて中火にかけ、ひと煮立ちしたらに注ぎ入れ、ふたをして約25分蒸し煮にする。

     味を見て、薄ければふたを取って水分を飛ばすように煮立たせながら味を調える。(鍋によって異なるため水分量と火加減に注意して煮詰める)。

     ボウルにクスクスと塩を入れ、熱湯(1カップ・分量外)とオリーブオイルを加え、全体を混ぜる。レーズンをのせてラップをかけ、20分ほどおく。粗熱がとれたら手でよくほぐす。



    〈撮影/宮濱祐美子 取材・文/結城 歩〉

    画像: つくり方

    柳瀬久美子(やなせ・くみこ)
    料理家。長年、料理とお菓子の教室を主宰している。とくに、お菓子のレシピにファンが多く、つくりやすく絶品と定評がある。『濃いめがおいしい至福のプリン』(共著・家の光協会)のほか著書多数。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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