朝ごはんにもおすすめ!
切り餅を使った「かんたんおやつ」
お正月が近づくと食卓にお餅が登場する機会も増えますね。最近は便利な切り餅が主流ですが、今年のお正月用に買った「切り餅」がまだ余っていたりしませんか?
そこで、小腹を満たすおやつや夜食を使ってみるのはいかがでしょうか? 腹持ちが良いので、パンの代わりに朝ごはんにもおすすめです。

バターと焼肉のたれで止まらないおいしさ
お餅は餅網やトースターがなくても、フライパンさえあれば簡単に焼けます。テフロン加工のフライパンは直接お餅を並べて焼けますが、それ以外の場合は、薄く油を引くかクッキングペーパーを使うと良いでしょう。

テフロン加工以外のフライパンを使うときは、クッキングペーパーを敷いてくださいね
焼き時間は「中火で片面5分ずつ」が基本ですが、しっかり焼き色を付けたいときは、少し長めに焼いてください。
しょうゆとのりでいただく「磯辺焼き」は定番ですが、今回はしっかりした味つけが大人にも子どもにも人気の、焼き肉のたれとバターで味付けをしてみました。
焼肉のたれとバターは相性がよく、さらにブラックペッパーで味を引き締めれば、思わず手が止まらなくなるおいしさです。

バターと焼肉のたれを餅にからめたら、最後はブラックペッパーで仕上げを
焼肉のたれは焦げ付きやすいので、フライパンに加えたら火を切り、余熱で餅にからめてください。
ブラックペッパーの代わりに七味唐辛子をかけたり、焼きのりを巻いたりアレンジもできます。
お正月だけじゃなく、ふだんの食卓にも使えるお餅ライフをぜひ楽しんでください。
「バター焼き餅」のつくり方

材料(2個分)
| ● 切り餅 | 2個 |
| ● バター | 小さじ2 |
| ● 焼肉のたれ | 大さじ1 |
| ● 黒こしょう | 適量 |

つくり方
1 フライパンに餅を並べ中火で5分焼く。

2 少し焼き色がついたら反対に返して同じく5分焼く。
3 好みの焼き加減になったらバターを加えて絡め、焼肉のタレを回しかけたら火を切り余熱で餅にタレをからめる。


4 皿にとり、お好みでブラックペッパーをかける。
本多理恵子(ほんだ・りえこ)
料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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