• 本をこよなく愛する本屋店主5名の、心に響いた一冊をご紹介。店主のまっすぐな言葉で本の魅力をお届けします。紹介してくれるのは、“フェミニズム”を多様な角度から提案するエトセトラブックスBOOKSHOP店主・寺島さやかさん。寺島さんの心に響いた“この一冊”、今回は『情熱の政治学 フェミニズムはみんなのもの』です。

    寺島さんが選ぶ“この一冊”
    『情熱の政治学 フェミニズムはみんなのもの』

    心の壁にも届く本を教えてくれた、寺島さん。今回おすすめしてくれたのは、ベル・フックス著、堀田碧訳『情熱の政治学 フェミニズムはみんなのもの』です。

    画像: 『情熱の政治学 フェミニズムはみんなのもの』(ベル・フックス著 堀田碧訳 エトセトラブックス)

    『情熱の政治学 フェミニズムはみんなのもの』(ベル・フックス著 堀田碧訳 エトセトラブックス)

    お客さんに「フェミニズム入門書のおすすめは」と尋ねられたとき、よく紹介する本です。

    フェミニズムが特定の属性をもつ人を倒すためのツールではなく、「女性」として生きてはいない人も含めて「みんなのもの」なのだということ。

    みんなが「支配をなくし、自由にあるがままの自分になること」をめざす運動なんだ、ということを、その歴史も踏まえながら熱く語ってくれています。

    私も、ベル・フックスの情熱に突き動かされ、実践を楽しみ、もがいている人間のひとりです。

    * * *

    天然生活2025年12月号では、「本屋店主の心に響いた、この一冊」を紹介しています。エトセトラブックスBOOKSHOP・寺島さやかさんをはじめ、魅力的なお店を営む5名に、歩みを照らしてくれた本を教えていただきました。あわせてお楽しみいただけましたら幸いです。

    天然生活2025年12月号(扶桑社・刊)

    画像: 『情熱の政治学 フェミニズムはみんなのもの』本を愛する本屋店主おすすめの“心に響いた”この1冊/エトセトラブックスBOOKSHOP・寺島さやかさん

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    〈文/寺島さやか〉

    寺島さやか(てらしま・さやか)
    東京・下北沢の「本屋B&B」で店長を務めたのち、2021年に「フェミニストのための書店」をテーマに掲げた「エトセトラブックスBOOKSHOP」の実店舗の立ち上げに参加。以後、店長として新刊から古書まで幅広く選書し、フェミニズムへていねいに光を当てている。店頭で配布している手書きのおたよりも名物のひとつ。
    HP:https://etcbooks.co.jp/bookshop/
    インスタグラム:@etc.books_bookshop



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